ニュース
» 2010年07月06日 00時00分 UPDATE

ON Semiconductor社が三洋半導体を約330億円で買収、合計売上高は35億米ドル規模に

[EDN Japan]

 米ON Semiconductor社と三洋電機は2010年7月、三洋電機の子会社である三洋半導体と三洋電機が所有する半導体関連の資産を、ON Semiconductor社が買収することで最終合意したと発表した。買収金額は、約3億6600万米ドル(約330億円)。2010年12月末までに、買収を完了する予定である。ON Semiconductor社と三洋半導体の年間売上高を単純合算すると、約35億米ドル(約3089億円)に達する。

 ON Semiconductor社と三洋半導体は、ともにアナログICやミックスドシグナルICを中核製品とする半導体メーカーである。両社は、今回の買収合意の理由について、製品、顧客、地理の面で高い補完関係にあることを挙げている。例えば、三洋半導体は国内とアジア地域を中心に展開しており、欧米市場には浸透できていなかった。この買収により、ON Semiconductor社の販路を活用して、三洋半導体の製品を欧米市場に展開することが可能になる。

 買収の資金としては、約1億29百万米ドル(約116億円)の現金と、約2億38百万米ドル(約214億円)に相当するON Semiconductor社の普通株式が充てられる予定。これにより、三洋電機は、ON Semiconductor社の発行済み普通株式の約7〜8%を保有することになる。ただし、ON Semiconductor社は、買収資金をすべて現金で支払うオプションも有している。

 なお、三洋半導体は、現在、ほぼ損益ゼロの状態で操業している。ON Semiconductor社は、買収完了後18カ月以内に、同社の税引前利益を四半期ベースで3千万米ドル(約26億円)以上に引き上げることを目指す。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

RSSフィード

EDN 海外ネットワーク

All material on this site Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
This site contains articles under license from UBM Electronics, a division of United Business Media LLC.