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» 2011年09月12日 06時00分 UPDATE

フェムトセルに最適な5032サイズのTCXO、京セラキンセキが開発

[EDN Japan]

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 京セラキンセキは2011年9月、外形寸法が5032サイズ(5.0mm×3.2mm×1.7mm)と小さい温度補償型水晶発振器(TCXO)「KT5032F」を発表した。「業界最小サイズのTCXOだ」(同社)という。フェムトセルなど小型携帯電話基地局の用途に向ける。既にサンプル出荷を開始しており、2012年3月に量産を開始する予定である。

 現在、屋内においても安定した携帯電話通信を行えるように、フェムトセルの導入を拡大しようという機運が高まっている。フェムトセルのような小型携帯電話基地局の場合、現行の携帯電話基地局に使われている恒温槽付水晶発振器(OCXO)やTCXOと比べて小型の品種が必要になるという。

 KT5032Fは、京セラキンセキの小型素子設計技術や水晶加工技術、高精度の実装技術を組み合わせることで小型化を実現した。同社従来品の「KT7050」と比べて、実装面積を54%削減している。

 その他の仕様は以下の通り。温度変化や電源電圧の変動、エージングを含む総合周波数安定度は±100ppb(1ppbは10億分の1)。長期周波数安定度は10年当たり最大±3ppm(1ppmは100万分の1)である。発振周波数範囲は10MHz〜32MHz。消費電流は6mA、消費電力は30mW(電源電圧が5Vの時)である。

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