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» 2012年03月21日 16時07分 UPDATE

IR IRS2334x:耐圧600VのゲートドライバIC、白物家電のインバータモーターの制御に最適

IRジャパンの「IRS2334xシリーズ」は、白物家電や電動工具などに搭載されている3相モーターを駆動するのに最適なゲートドライバICである。安全動作のためのさまざまな護機能を搭載している。

[EDN Japan]

 インターナショナル・レクティファイアー・ジャパン(IRジャパン)は2012年3月、耐圧が600VのゲートドライバIC「IRS2334xシリーズ」を発表した。白物家電や電動工具などに搭載されている、インバータで制御するタイプの3相モーターを駆動する用途に向ける。外形寸法が12.7×7.5mmの20端子SOPパッケージを採用する「IRS2334SPbF」と、外形寸法が5×5mmの28端子MLPQパッケージを採用する「IRS2334MPbF」の2品種を用意した。1万個購入時の参考単価は、IRS2334SPbFで1.95米ドルとなっている。

 IRS2334xシリーズは、ハイサイド駆動回路とローサイド駆動回路を集積しており、nチャンネルのパワーMOSFETまたはIGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)のゲートを駆動できる。出力電圧範囲は10V〜20Vである。ハイサイド駆動回路については、チップ上でフローティング(駆動回路の基準電位がシリコン基板の電位に対して浮いた状態)の構造を取っており、接地電位に対して最大600Vのオフセット電圧を加えることができる。

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 また、安全な動作のために、負のスパイク電圧に対する保護機能を搭載している。さらに、出力駆動回路には、駆動回路間の相互導電を最小化するように設計した、大きなパルス電流を扱えるバッファ段も備えている。この他、UVLO(低電圧ロックアウト)や、デッドタイムや貫通(シュートスルー)に対する保護機能なども搭載している。

 出力電流は吐き出し(ソース)時が200mAで、吸い込み(シンク)時が350mA。伝播遅延時間は、オン時/オフ時ともに290ns。入力論理のハイ側レベルは、3.3Vに対応している。出力論理は、ハイサイド/ローサイドともに入力と同相になる。動作温度範囲は−40〜125℃。

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