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» 2013年05月08日 15時34分 UPDATE

東京コスモス電機 TWE-Lite:1円玉より小さいZigBee対応無線モジュール、通信距離は1km

「TWE-Lite」は、ZigBeeに対応する無線モジュールだ。約14mm角と小型ながら、通信距離は、障害物がない状態で1kmに達する。HEMS、IoT(Internet of Things)、M2Mといったセンサーネットワークに使用する、あらゆる端末での使用を想定している。

[村尾麻悠子,EDN Japan]
TOCOS

 東京コスモス電機は2013年5月8日、ZigBeeに対応する無線モジュール「TWE-Lite」を発表した。外形寸法が13.97×13.97×2.5mmと、1円玉よりも小さい点を最大の特徴とする。HEMSやBEMS、M2M、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)などのセンサーネットワークを主な用途とする。サンプル出荷は既に開始しており、サンプル価格は1500円。量産出荷は2013年6月からで、10万個購入時の単価は500円を予定している。

mm130508_tocos_fig1.jpg 「TWE-Lite」のサイズは約14mm角で、1円玉よりも小さい(クリックで拡大)。

 TWE-Liteは、無線回路の他、32ビットのRISCマイコン、160kバイトのフラッシュROM、32kバイトのRAM、周辺回路などを搭載した無線モジュールである。通信距離は見通し(障害物がない状態)で1kmに達する。動作電圧は2.0〜3.6Vで、乾電池2本で十分に動作する。スリープモードは、タイマーとメモリが動作しているモード、タイマーのみが動作しているモード、タイマーも止まっているディープスリープモードの3種類があり、ディープスリープモードのときの消費電流は0.1μAである。送信出力は2.5dBm、受信感度は−95dBm。送信電流と受信電流はそれぞれ15.3mAと17.0mAとなっている。

mm130508_tocos_fig2.jpgmm130508_tocos_fig3.jpg 左はTWE-Liteのブロック図。右は、TWE-Liteを使用した際の接続例である。UART 2、I2C、SPIといった各種インタフェースを備えているので、温度センサーや照度センサーをはじめ、LED、LCD(液晶ディスプレイ)などにも容易に接続できる(クリックで拡大)。 出典:東京コスモス電機

 東京コスモス電機は、産業機器向けの無線モジュールとして、通信距離が1kmで低消費電力を特徴とした「TWE-001」と、通信距離を3kmに伸ばした「TWE-001 STRONG」を発売している。これらの既存品はサイズが20×40〜45mmで、民生機器、特にモバイル機器に搭載するにはやや大きく、顧客からは小型化の要望が多かったという。

mm130508_tocos_fig4.jpgmm130508_tocos_fig5.jpg 左は、従来品の「TWE-001」「TWE-001 STRONG」とTWE-Liteを並べたもの。TWE-Liteがいかに小型化されたのかが分かる。右は、これら3品種の仕様を比較したもの(クリックで拡大)。 出典:東京コスモス電機

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