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» 2013年06月17日 09時55分 UPDATE

マイコン入門!! 必携用語集(4):マイコンのソフト開発って、どうやるの? ――「マイコン開発」で知っておきたい用語 (1/2)

マイコンについて、ある程度分かってきたところで、今回は、「マイコン開発」で覚えておきたいいくつかの用語を紹介します。同時に、マイコン開発で使用する開発ツール(開発環境)や全体的な開発の流れも解説します。

[塩川暁彦,STマイクロエレクトロニクス]

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 マイコンは、書き込まれるプログラム次第で、さまざまな役割を果たします。では、そのプログラムはどのように作成(開発)するのでしょうか? プログラムを開発するためには、何を準備したらいいのでしょうか?

 一般的に、プログラムを開発するための方法は、大きく2つに分けることができます。

 1つは「ネイティブ開発」といい、プログラム開発に使用するPC(開発環境)と作成されたプログラムが動作する対象(実行環境)が同じ環境での開発になります。

(図1)「ネイティブ開発」のイメージ

 もう1つは「クロス開発」といい、プログラム開発に使用するPC(開発環境)と作成されたプログラムが動作する対象(実行環境)が異なる環境での開発になります。

(図2)「クロス開発」のイメージ

 マイコンの開発環境としては、クロス開発がより一般的です。

クロス開発に必要なツール

 クロス開発の環境でマイコンのプログラムを開発するために、以下のような様々な開発ツールが用意されています。

  • ハードウェアのツール
    • プログラムを開発する際に使用するPC(開発環境)
    • 作成したプログラムが動作するマイコン搭載のターゲットボード(実行環境)
    • PCとターゲットボードを接続するためのデバッグケーブル
    • ICE、エミュレータ
  • ソフトウェアのツール
    • 統合開発環境
    • OS
    • ライブラリ
    • ミドルウェア

 この中で、最低限必要となるのは、PC、ターゲットボード、統合開発環境、デバッグケーブルの4点になります。

 そこで、今回は、4つのツールの中から統合開発環境について紹介します。

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