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» 2013年09月12日 13時51分 UPDATE

シリアルインタフェース技術:HDMI 2.0のできること (1/2)

映像/音声の伝送規格として定着したHDMIの最新規格「HDMIバージョン2.0」(以下、HDMI 2.0)がこのほど策定された。ここでは、これまでのHDMI規格バージョンとHDMI 2.0ではどのような違いがあり、どんなことができるようになったのかみていく。

[竹本達哉,EDN Japan]
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 映像/音声の伝送規格として定着したHDMIの最新規格「HDMIバージョン2.0」(以下、HDMI 2.0)がこのほど策定された。ここでは、これまでのHDMI規格バージョンとHDMI 2.0ではどのような違いがあり、どんなことができるようになったのかみていく。

基本的な性能

 まず、HDMI 2.0と、以前の主な5つのバージョンとの基本的な性能の違いを表にまとめてみた。

HDMIバージョン 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 2.0
初回リリース日 2002年12月9日 2004年5月20日 2005年8月8日 2006年6月22日 2009年5月28日 2013年9月12日
最大伝送速度 4.95Gビット/秒 4.95Gビット/秒 4.95Gビット/秒 10.2Gビット/秒 10.2Gビット/秒 18Gビット/秒
最大解像度(フレームレート) 1920×1200 1920×1200 1920×1200 2560×1600 4096×2160 4096×2160
(60Hz) (60Hz) (60Hz) (75Hz) (24Hz) (60Hz)
最大オーディオチャンネル数 8ch 8ch 8ch 8ch 8ch 32ch
最大オーディオサンプリングレート 768kHz 768kHz 768kHz 768kHz 768kHz 1536kHz

 これまでのバージョンとの最大の違いは、伝送速度だろう。HDMI 2.0は、HDMI 1.4に比べてもおおよそ2倍の速度に向上している。これにより、より多くのデータを伝送できるようになり、新たな機能を実現できるようになった。

 伝送速度の高速化により、解像度4096×2160画素のいわゆる4Kビデオを60フレーム/秒(60Hz)で伝送できるようになった。以前のHDMI 1.4も4K対応となっていたが、フレームレートは、24フレーム/秒までであり、HDMI 2.0で初めて4Kに本格対応したことになる。

 オーディオの伝送面でも、大きく変化した。音質に直結するオーディオサンプリングレートが従来比2倍にまで対応できるようになり、オーディオチャンネル数も従来の8チャンネルから4倍の32チャンネルまで対応できるようになった。ビデオ解像度の高まりとともに、サラウンドオーディオのスピーカー数も増加傾向にあり、それに対応する格好となっている。

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