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CPUコアへの影響を抑えつつ周辺機能を追加できる「M0コア」搭載マイコンNXP LPC11E37H/LPC11U37H

NXPセミコンダクターズは、DMA(ダイレクトメモリアクセス)をはじめとしたさまざなペリフェラルを簡単な設定で追加できる「I/Oハンドラ」を備えたマイコン「LPC11E37H」「LPC11U37H」を発表した。

» 2013年12月06日 10時55分 公開
[EDN Japan]

 NXPセミコンダクターズは2013年12月5日(オランダ時間)、I2S、I2C、UART、DMA(ダイレクトメモリアクセス)、その他の機能を簡単な設定で追加できる「I/Oハンドラ」を備えたマイコン「LPC11E37H」「LPC11U37H」を発表した。

 新製品2種に搭載した「I/Oハンドラ」は、CPUコアのパフォーマンスへの影響を最小限に抑えながら、各種インタフェースなどの周辺機能を実装できる。そのため、開発終盤に不測のシステム変更などが発生し、周辺機能の追加を迫られた場合にも、容易に機能を追加できる。DMA機能やADCスレッショルド機能も追加できるため、パフォーマンスおよび電力効率の最適化も行えるという。

 両製品ともに、128KB容量のフラッシュメモリをはじめ、12KB容量のSRAM、4KB容量のEEPROMのメモリを備える。CPUコアは最大50MHz動作の「ARM Cortex-M0」を採用。LPC11U37Hは、フルスピードUSBデバイスコントローラを内蔵している。

新製品「LPC11E37H」と「LPC11U37H」

 いずれの製品も、パッケージは、LQFP64を使用している。

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