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500VAから4000VA出力まで4モデルを用意、アジレントの基本AC電源アジレント・テクノロジー Agilent AC6800

アジレント・テクノロジーは、大容量の基本AC電源「Agilent AC6800」シリーズを発売した。電子機器の設計や製造工程における基本的な試験用途に向ける。

» 2014年06月26日 14時55分 公開
[EDN Japan]

 アジレント・テクノロジーは2014年6月、大容量の基本AC電源「Agilent AC6800」シリーズを発売した。電子機器の設計や製造工程における基本的な試験用途に向ける。

 AC6800シリーズは、出力が500VAから4000VAまで4モデルを用意した。仕向け地別/製品別に異なる電源仕様に合わせて出力できるため、電子機器の基本試験や評価を事前に行うことができる。また、電圧が不安定な状態あるいは、大きな突入電流や過渡電圧など、電源の異常な状態を想定した出力を行うことができるため、AC6800シリーズを用いて電源異常時に電子機器が正しく動作するかどうかを検証することも可能だ。

基本AC電源「Agilent AC6800」シリーズの外観

 AC6800シリーズは、操作性の向上も図っている。直観的なユーザーインタフェースを採用し、測定のための各種設定や測定した情報はフロントパネルで容易に行うことができる。さらに、プログラム制御が可能なSCPI(Standard Commands for Programmable Instruments)のサポート、LAN/LXI CoreおよびUSBインタフェースの標準搭載、などの特長を持つ。突入電流や過渡応答を想定した波形を付加するためのアナログ入力ボードもオプションで用意している。AC6800シリーズの価格(税別)は約36万円より。

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