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3.6Vバッテリ駆動が可能、業務用無線機向けMOSFET三菱電機 RD04LUS2

三菱電機の「RD04LUS2」は、3.6V動作で送信出力4Wを実現したMOSFETである。バッテリ駆動の業務用無線機用途に向ける。

» 2014年09月01日 16時40分 公開
[EDN Japan]

 三菱電機は、3.6V動作で送信出力4Wを実現したMOSFET「RD04LUS2」を開発し、2014年9月1日より発売した。バッテリ駆動の業務用無線機用途に向ける。

 RD04LUS2は、レイアウト設計の密度を高めることで、従来製品「RD02LUS2」に比べて送信出力を74%改善することができた。これにより、動作電圧を3.6Vまで下げても十分な出力が得られるようになった。この結果、従来は7.2V出力のバッテリを必要としていたが、新製品を用いると3.6V出力のリチウムイオン1セルバッテリで対応することができる。

RD04LUS2の外観

 さらにRD04LUS2は、65%(527MHz動作時)のドレイン効率を達成している。これにより、業務用無線機の消費電力を節減し、送信時間の延長も可能となる。サンプル価格(税別)は150円である。

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