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» 2014年12月08日 11時00分 UPDATE

SII S-35710シリーズ:消費電流200nA! 1秒〜194日まで1秒単位で管理するコンビニエンスタイマーIC

セイコーインスツル(SII)は2014年12月8日、相対時間の時間管理に適した車載用CMOSタイマーIC(コンビニエンスタイマーIC)「S-35710シリーズ」を発売した。アラーム時間を1秒〜194日まで1秒単位で設定できる。

[EDN Japan]

 セイコーインスツル(SII)は2014年12月8日、相対時間の時間管理に適した車載用CMOSタイマーIC(コンビニエンスタイマーIC)「S-35710シリーズ」を発売した。アラーム時間を1秒〜194日まで1秒単位で設定できるタイマーICで、エンジン停止後などにおける各種システムスリープ期間中の時間管理用途に向く。

 新製品は、タイマーとして24ビットのバイナリアップカウンタを搭載し、タイマー値と内部レジスタに書き込んだ値を比較し、値が一致した時に割り込み信号を出力する。ユーザーは、2ワイヤーシリアルインタフェースを介し、内部レジスタのデータ値を自由に設定でき、割り込み信号発生までの時間を1秒〜194日まで1秒単位で決められる。

 タイムアウト方式は、割り込み信号を繰り返し出力するワンショットループ方式、割り込み信号出力中、状態を保持するハンドシェイク方式の2つのタイムアウト方式をオプション選択できる。さらに、各タイムアウト方式において、ライトモードとリードモードの2つのモードを搭載している。ライトモードは目覚まし時計的な仕様となり、割り込み時間設定直後に時間計測をスタートし、設定時間後割り込み信号を出力する。リードモードは、ストップウオッチ的な仕様となり、時間計測スタートの後、コマンドにより経過した時間を読み出すことができる。これらにより、事象が発生した時点からの時間間隔を示す相対時間の柔軟な管理を可能にする。

 新製品の消費電流は、200nA(典型値)とし、「業界トップクラスの超低消費電流」(SII)という。「従来の方法で相対時間計測を行う場合、マイコンのタイマ機能を常時動作する必要があり、たとえシステムスリープ期間であっても、消費電流がミリアンペアオーダーとなる。新製品は、それ自体で相対時間を計測できるため、システムスリープ期間であってもマイコンを停止することができる。これにより、消費電流を200nAまで低減することができた」(SII)としている。

ブロック図 コンビニエンスタイマーIC「S-35710シリーズ」のブロック図 (クリックで拡大) 出典:セイコーインスツル

 パッケージは、小型の8ピンTMSOPを採用し、動作温度範囲は−40℃〜+125℃となっている。

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