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» 2015年01月06日 08時30分 UPDATE

ザインエレクトロニクス THM3561:内部配線を簡素化、ザインのLVDS入出力型モータドライバIC

ザインエレクトロニクスの「THM3561」は、LVDS(Low Voltage Differential Signaling)入出力型モータドライバICである。内部配線の簡素化や省スペース化、配線コストの削減などが可能となる。

[EDN Japan]

 ザインエレクトロニクスは、LVDS(Low Voltage Differential Signaling)入出力型モータドライバIC「THM3561」のサンプル出荷を、2015年1月より始めた。大型の工作機械や工場に設置されるロボット装置などの用途に向ける。

 THM3561は、同社が得意とするLVDSなどの高速インタフェース技術を応用したモータドライバICである。入出力にLVDSによる差動信号を用いることで、伝送路において優れたノイズ耐性が得られるとともに、高速で長距離伝送が可能となる。同社製LEDドライバICなどと組み合わせて用いることで、モータやLEDをカスケード接続、あるいはマルチドロップ接続して利用することができる。このため、システムの内部配線を極めて簡素にすることができ、省スペース化や配線コストの削減などにもつながる可能性が高いという。

tm_150105thine01.jpg LVDS入出力型モータドライバIC「THM3561」の外観

 THM3561を複数個接続して用いる場合でも、2ペアのケーブルのみですべて制御することが可能となる。例えば、最長3m間隔でカスケード接続した場合、約100mの距離に設置された30個のモータに対して、2ペアのケーブルだけで信号を伝送し、接続されたモータを制御することができる。30個の指関節を備えたヒューマノイドロボットのモータ制御を行う場合なども、ケーブル数を最小限に抑えることができる。位置検出用センサーの信号をフィードバックするためのシリアルインタフェースも内蔵している。

 THM3561は、モータ駆動に加えて、電流を直線運動に変換するソレノイドの駆動用としても利用することができる。1個のICで4チャネルのソレノイドを独立して駆動させることが可能である。

 この他、過電流や過熱に対する保護機能や、異常を検知して出力する機能などを内蔵している。電源電圧範囲は8〜45V、パッケージは外形寸法が7×7mmの48端子QFNで供給する。

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