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» 2015年02月17日 12時25分 UPDATE

テレダイン・レクロイ MDA800シリーズ:8チャンネル/12ビット高分解能のモータードライブ解析用オシロスコープ

テレダイン・レクロイ・ジャパンは、3相モータ・ドライブ向けのモータ・ドライブ・アナライザ「MDA800シリーズ」を発表した。定常状態での静的3相電力の計測に加え、動的な動作も解析できる。

[EDN Japan]

 テレダイン・レクロイ・ジャパンは2015年2月、3相モータ・ドライブ向けのモータ・ドライブ・アナライザ「MDA800シリーズ」を発表した。モータやモータ・ドライブ、可変周波数ドライブ、可変速ドライブ、産業オートメーション、モーション・コントロール機器の設計などに対応する。

12ビットのオシロスコープ・プラットフォーム

 MDA800シリーズは、従来製品の8チャンネル・デジタル・オシロスコープ「HDO8000シリーズ」のプラットフォームを採用。8チャンネル入力や12ビットの高分解能、2.5GS/sの高速サンプリング、1GHzまでの広帯域、250Mポイントまでのロングメモリを継承している。加えて、幅広い規格に適合するシリアル・デコード/トリガ・パッケージなどのソフトウェア・オプションや、多様な電圧、電流プローブ群も利用できる。

 3相パワーエレクトロニクスの低速信号から個々のパワーデバイスのスイッチング信号、組み込みコントローラーの高速デジタル信号まで、1台で同時に捕捉/解析可能な波形捕捉能力を備えた。これにより、システムのデバッグをあらゆる角度から多角的に行うことができる。

 定常状態での静的3相電力の計測の他に、動的な動作も解析でき、表形式で表示されるパラメータを選択することで、そのパラメータの1周期ごとの値の時間変動グラフを作成できる。生成されたグラフは、同時に捕捉された他信号と時間相関を持つため、システムの動的な振る舞いの正確な把握とデバッグに対応する。

Rel_150213_teledyne.jpg MDA800のイメージ

 さらに、最大250Mポイントのロングメモリを利用すると、これまで困難だったモータ、モータドライブ、3相パワーエレクトロニクスの動的応答解析もできる。10MS/sで25秒間にわたって信号を捕捉できるため、ドライブの動的な振る舞い、スタートアップ時、負荷急変動時、制御不全時、パワーコンバータ不良などを完全に把握し、デバッグできる。

 ラインアップは、350MHz帯域の「MDA803」と500MHz帯域の「MDA805」、1GHz帯域の「MDA810」の3種。自動車、電動工具、家電機器など、モータを組み込んだ機器の設計時に独自の制御方法の検証が可能で、迅速なシステム設計ができるという。

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