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» 2015年03月18日 09時00分 UPDATE

NXP LPC18Sxx/LPC43Sxx:セキュリティ機能を強化したコネクテッド機器向けマイクロコントローラ

NXPセミコンダクターズジャパンは、マイクロコントローラファミリ「LPC18Sxx」「LPC43Sxx」を発表した。AES-128暗号化エンジン、2つの128ビットOTPメモリ、乱数ジェネレータなどを集積している。

[EDN Japan]

 NXPセミコンダクターズジャパンは2015年2月24日、コネクテッド・アプリケーションのアプリケーション・コードやデータ・メッセージのセキュリティ機能を強化した、マイクロコントローラファミリ「LPC18Sxx」「LPC43Sxx」を発表した。

 LPC18Sxx/LPC43Sxxファミリは、特に大容量高速データのリレー/ブリッジング機能を持つハブやゲートウェイ向けの製品。スマートメーター通信ハブ、FA、ビル/ホームオートメーション機器、オーディオ製品、アフターマーケット車載部品などの機器での使用に対応するという。

Rel_150313_NXP01.jpgRel_150313_NXP02.jpg 「LPC18Sxx」(左)と「LPC43Sxx」のイメージ

AES-128暗号化エンジン、128ビットOTPメモリなどを集積

 LPC18Sxx/LPC43Sxxファミリには、高速な大容量バルクメッセージ転送を可能とするAES-128暗号化エンジン、クローニング防止のための暗号化とハードウェアによる乱数化用キー保存を目的とした2つの128ビット不揮発性OTP(1回書き込み)メモリ、乱数ジェネレータ、セキュアな起動をサポートする起動ROMドライバを集積した。プロセッサは、LPC18SxxではCortex-M3、LPC43SxxではCortex-M4とCortex-M0を採用。これにより、通信速度を低下させず、大容量データの高速な暗号化/復号を可能にする帯域幅を確保したという。内部フラッシュ・メモリへの不正アクセスを防ぐ、コード読出保護(CRP)機能も内蔵している。

 さらに、ファームウェアのアップデート、IoTコネクティビティ、ネットワーキング・スタック(SSL、TLS)をよりセキュアにするため、提携企業が開発したソフトウェアによるサポートも提供。NXP Aシリーズのセキュアエレメントとの連係により、改ざん検出、RSA・ECCなどの暗号化された公開鍵による認証と認証保存などの機能を追加するターンキー・ソリューションもある。

 また、LPCマイクロコントローラやNXP A7001CMセキュアエレメントの他、多数のコネクティビティ・インタフェースと開発/デバッグ用のインタフェースを搭載した評価ボード「LPCXpresso18S37」「LPCXPresso43S37」も提供するという。

 パッケージは、複数サイズのLQFP、BGAパッケージで、単価は4000個で3米ドルからとなる。

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