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Intel Atomデュアルコアプロセッサ搭載の8スロットCompactDAQコントローラ日本NI cDAQ-9133/cDAQ-9135

日本ナショナルインスツルメンツは、8スロットタイプのCompactDAQコントローラ「NI cDAQ-9133」「NI cDAQ-9135」を発表した。CPUにIntel Atomデュアルコアプロセッサを搭載している。

» 2015年05月01日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 日本ナショナルインスツルメンツは2015年4月、8スロットタイプのCompactDAQコントローラ「NI cDAQ-9133」「NI cDAQ-9135」を発表した。計測システムの構築時に外部PCを必要としないため、プロセッサ、信号調節機能、I/Oを1台のCompactDAQシステムに統合できる。

デュアルコアプロセッサ搭載

 cDAQ-9133/NI cDAQ-9135は、CPUに1.33GHzのIntel Atomデュアルコアプロセッサを搭載している。OSはWindows Embedded 7およびNI Linux Real-Timeから選択可能で、RAMは2GバイトのDDR3Lを採用した。

NI cDAQ-9135

 動作温度は、NI cDAQ-9133が−20〜55℃、NI cDAQ-9135が−40〜70℃に対応。耐衝撃は50g、耐振動は5gで、衝撃や振動の多い環境でも計測可能な堅牢性を備えた。

 既存の計測システムで使用していたLabVIEWコードも簡単に移植できるため、既存プログラムを有効に活用できる。LabVIEWとCompactDAQ用I/Oモジュール(Cシリーズモジュール)を組み合わせることで、カスタム仕様のデータ収集システムも構築できるという。

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