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3200〜4000MHzで動作するTDD携帯電話基地局向け復調器IDT F1358統合型デジタルプリディストーション復調器

IDTは、TDD携帯電話基地局の開発者向けに、消費電力、ソリューションコスト、基板面積を削減できるRFデバイス「F1358統合型デジタルプリディストーション復調器」を発表した。

» 2015年08月13日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 IDTは2015年8月、TDD携帯電話基地局の開発者向けに、消費電力、ソリューションコスト、基板面積を削減できるRFデバイス「F1358統合型デジタルプリディストーション(DPD)復調器」を発表した。3200〜4000MHzで動作し、携帯電話基地局のデジタルプリディストーション・トランスミッタの線形化パスの性能を向上できるという。

 F1358復調器は、統合型のデジタルステップアッテネータ(DSA)と単極双投(SP2T)スイッチを搭載している。同シリーズには、400〜1200MHzで動作するF1320と、1300〜2900MHzで動作するF1370があり、いずれもフットプリントの互換性を備えている。

RFデバイス「F1358統合型デジタルプリディストーション復調器」

隣接チャネル漏洩電力比性能を改善

 F1358復調器は、トランスミッタの隣接チャネル漏洩電力比(ACLR)性能を改善する他、外部のIFアンプ、バラン、スイッチ、DSAを必要としないため、コストを削減できる。また、従来のソリューションに比べて、消費電力を1W以上削減。最高動作温度は105℃、インターセプトポイントは42dBmで、パッケージは6×6mmの36-VFQFPNとなっている。

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