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信号発生器に価格性能比が高い150MHz機を追加テクトロニクス AFG3151C/3152C

テクトロニクスは2015年8月、任意波形/ファンクション・ジェネレータ「AFG3000Cシリーズ」として新たに、出力周波数が150MHzの2機種を追加した。

» 2015年08月21日 13時00分 公開
[EDN Japan]

 テクトロニクスは2015年8月、任意波形/ファンクション・ジェネレータ「AFG3000Cシリーズ」として新たに、出力周波数が150MHzの2機種を追加した。

 新製品は、アナログチャネル数が1チャネルモデル「AFG3151C」と2チャネルモデル「AFG3152C」の2製品。AFG3000Cシリーズとして同社はすでに、出力周波数が10MHz、25MHz、50MHz、100MHz及び240MHzの製品群を用意している。今回追加した150MHzは、既存製品の出力周波数を補完するモデルとなる。これによって、顧客は価格性能比に優れた製品の選択が可能となる。

AFG3000Cシリーズの外観

 AFG3151CとAFG3152Cは、最大サンプルレートが1Gサンプル/秒で、レコード長は128kポイントである。また、±5V DCオフセットの設定において10Vp-pの出力ゾーンを実現している。価格(税別)は、AFG3151Cが54万8000円、AFG3152Cが78万8000円である。

 AFG3000Cシリーズは全ての機種において、標準で12種類の波形、任意波形生成機能、ストレス信号を生成するための機能を備えている。また、操作性を高めるため大画面ディスプレイや25種類のショートカットキーを装備した。付属の「ArbExpress」ソフトウェアを用いると、テクトロニクス製オシロスコープで取得した波形を容易に再生出力することができる。加えて標準関数や数式エディタ、波形演算機能を使って波形を定義し出力することも可能である。

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