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» 2015年09月01日 09時00分 UPDATE

シリコンラボ BGM111:Bluetooth Smart機器の設計を簡素化するモジュール

シリコン・ラボラトリーズは、Bluetooth Smart・モジュール・ソリューションの新製品「BGM111」モジュールを発表した。Bluetooth Smart対応の製品を容易に設計できるようになるという。

[EDN Japan]

 シリコン・ラボラトリーズは2015年8月、IoT(モノのインターネット)用の低電力ワイヤレス・コネクティビティを容易に実現するという、Bluetooth Smart対応の機器を設計できるモジュール「BGM111」を発表した。

 スマートフォン・アクセサリ、ビーコン、家庭用デバイスの接続、保健/フィットネス用トラッカー、個人用医療機器、自動車診断、産業用センサー、POS(店頭用)端末などのアプリケーションにおいて、Bluetooth Smart機器の設計を簡素化するという。

Bluegiga Bluetooth 4.1準拠のソフトウェア・スタック搭載

 BGM111は、同社が発売するBlue Geckoモジュール・ファミリの最初の製品となる。Blue GeckoワイヤレスSoC(システムオンチップ)をベースとし、北米、欧州、アジア太平洋などの主要市場で認定されたプラグアンドプレイのBluetooth Smart機器の設計を提供。これにより開発者は、開発コストと規制準拠のための労力を削減できるという。また、Bluegiga Bluetooth 4.1準拠のソフトウェア・スタックとプロファイルを標準で搭載。デバイスのファームウェアのアップグレード機能を使用し、Bluetooth 4.2およびそれ以降のバージョンへのアップグレードに現場で対応できる。

 さらに、256kバイトのフラッシュと32kバイトのRAMを搭載し、オンボード・アプリケーション用に十分なメモリを備えた。SoCには、ARM Cortex-M4プロセッサをベースとしたMCUが統合され、実行モードの消費電流は59μA/MHz、スリープ・モードでは1.7μA〜200nAを可能にしている。

Rel_150820_silabs.jpg Bluetooth Smart・モジュール・ソリューション「BGM111」のイメージ

 SoCのオンチップBluetooth Smartトランシーバの消費電流は、ピーク受信モードで7.5mA、ピーク送信モードでは0dBmにおいて8.2mA。同トランシーバは送信電力に柔軟に対応できるため、+8dBmまでの構成が可能で、見通しRF範囲は200mまでとなっている。

 外形は12.9×15×2.2mmで、1万個時の単価は4.97米ドルから。既にエンジニアリング評価およびプロトタイピング向けにサンプル出荷を開始しており、量産は2015年第4四半期(1〜3月)の予定。同社では、Blue Geckoポートフォリオを使用すれば、BGM111モジュールを用いて、Bluetooth開発だけでなく、システムの最小限の再設計だけでソフトウェアを完全に再利用し、Blue Gecko SoCへ容易に移行できるとしている。

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