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» 2015年10月08日 09時00分 UPDATE

リニアテクノロジー LT3091:1.5A低ドロップアウト負電圧リニアレギュレータ

リニアテクノロジーは、1.5A低ドロップアウト負電圧リニアレギュレータ「LT3091」を発売した。LDO+ファミリの最新デバイスで、1本の抵抗を使って0〜−32Vの可変レールトゥレール出力電圧を設定できる。

[EDN Japan]

 リニアテクノロジーは2015年9月、1.5A低ドロップアウト負電圧リニアレギュレータ「LT3091」を発売した。「LDO+ファミリ」の最新デバイスで、低ノイズ、レールトゥレール動作、高精度のプログラム可能な電流制限、双方向出力電流モニタを特長としている。負電圧のロジック電源、低ノイズの計装機器の電源や RF電源、堅牢な産業用電源に加え、スイッチング電源のポストレギュレーションに適しているという。

 LT3091は、ケーブル電圧降下補償が可能。並列接続も容易にできるため、大電流の供給と回路基板の熱分散ができる。3端子のフローティングレギュレータとして構成可能だ。入力電圧範囲は−1.5〜−36Vで、1本の抵抗を使って0〜−32Vの可変レールトゥレール出力電圧を設定できる。ドロップアウト電圧は、300mV(標準、全負荷時)。

 調整済みの±1%精度の50μA電流源リファレンスを内蔵し、入力、負荷、温度の全範囲で±2%の出力電圧許容誤差を維持する。また、ユニティゲイン電圧フォロワアーキテクチャを採用。出力電圧レギュレーション、帯域幅、トランジェント応答、出力ノイズ(10Hz〜100kHzの帯域幅で18μVRMS) は出力電圧と無関係となる。

Rel_150925_linear-tech.jpg 1.5A低ドロップアウト負電圧リニア・レギュレータ「LT3091」

プログラム可能な電流制限

 LT3091は、最小10μFの出力コンデンサで安定し、1本の抵抗で高精度のプログラム可能な電流制限を調整する。両極性電流モニターを内蔵しており、出力電流に比例して電流をソース、またはシンクするという。双方向シャットダウンができ、正と負のどちらのロジックレベルでも動作する。高精度のシャットダウンしきい値により、UVLOのしきい値をレギュレータの入力電源電圧、正のシステム電源電圧のどちらでも設定できる。

 フォールドバック付き高精度電流制限、ヒステリシス付きサーマルシャットダウンなどの保護機能を搭載。レギュレータの負荷が正電源に戻る両極性電源アプリケーションは、OUTピンをGNDより最大34Vまで引き上げることができ、安全に起動する。動作温度範囲は、EグレードとIグレードが−40〜125℃、Hグレードが−40〜150℃、MPグレードが−55〜150℃となる。

 Eグレードバージョンの参考単価は1000個時2.87米ドルからで、同社国内販売代理店経由で販売される。裏面に放熱パッドを装備した3mm×4mm×0.75mm。14ピンDFNパッケージと16ピンTSSOPパッケージ、TO-220-7とDD-Pak-7のパワーパッケージでも供給される。

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