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最大96%の効率を可能にした昇降圧レギュレーターインターシル ISL91127/ISL91128

インターシルは、バッテリー駆動携帯機器向けに、高効率昇降圧レギュレーター「ISL91127」「ISL91128」を発表した。最大96%の効率と30μAの静止電流で、優れた軽負荷効率を発揮する。

» 2016年08月26日 09時00分 公開
[EDN Japan]

出力電流最大3A

 インターシルは2016年8月、バッテリー駆動携帯機器向けに、高効率昇降圧レギュレーター「ISL91127」「ISL91128」を発表した。最大96%の効率と30μAの静止電流により、優れた軽負荷効率を発揮するという。

 両製品の入力電圧範囲は1.8〜5.5V、出力電圧範囲は1〜5.2Vで、出力電流は昇圧モードで最大3A。出力電圧は可変のため、3.3Vでの固定も可能だ。入力電圧と出力電圧の関係に応じて、降圧モード、昇圧モード、昇降圧モードのいずれかで動作する。

高効率昇降圧レギュレーター「ISL91127」「ISL91128」

 また、I2Cプログラマブルなダイナミック出力電圧調整機能を搭載。これにより帰還抵抗を不要にし、出力電圧が異なる製品を設計する際に、既存の設計を再利用できる。

 ISL91127/ISL91128は、2.15×1.74mmの20ピンWLCSPパッケージで供給され、1000個購入時の単価は両製品とも1.25米ドル。ISL91127IRN-EVZ固定電圧3.3V評価ボードとISL91127IRA-EVZ電圧可変評価ボードも提供している。

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