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» 2016年12月26日 11時00分 UPDATE

Q&Aで学ぶマイコン講座(33):フラッシュローダーとは? (1/3)

マイコンユーザーのさまざまな疑問に対し、マイコンメーカーのエンジニアがお答えしていく本連載。今回は、初心者の方からよく質問される「フラッシュローダーとは?」です。

[菅井賢(STマイクロエレクトロニクス),EDN Japan]

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 素朴な疑問から技術トラブルなどマイコンユーザーのあらゆる悩みに対し、マイコンメーカーのエンジニアが回答していく連載「Q&Aで学ぶマイコン講座」。

 今回は、初心者から多く寄せられる質問です。

 プログラムを開発する際に統合開発環境(IDE)でフラッシュメモリにプログラムを書き込みますが、製品化した後でも書き換えることができますか? その際はIDE接続用のインタフェースをあらかじめ設けておく必要があるのでしょうか? それとも他の方法で書き込めるのでしょうか?

 フラッシュメモリにプログラムを書き込む方法はマイコンの仕様に依存しますが、一般的には3つの方法があります。1つは開発の際に使用したIDE*1)を用いる方法(図1(a))です。2つ目はマイコン自体に内蔵されているフラッシュメモリ書き込み機能を起動して、マイコンの内蔵通信機能を使って、マイコン自身がフラッシュメモリを書き換える方法です。3つ目はユーザーが書き換え用のプログラムを作って、マイコンに内蔵されている通信機能で書き換える方法です。

 2つ目と3つ目はマイコンに搭載されている通信機能でプログラムコードを受け取り、それを順次フラッシュメモリに書き込む方法ですので、USARTやUSBなどを使っている製品であれば、そのインタフェースをフラッシュメモリ書き換え用に利用できます。通常、製品化した後に冗長なハードウェアを搭載しないので、わざわざIDE接続用のインタフェースを設けることはありません。一般的には2つ目と3つ目の方法(図1(b))が用いられています。

図1:フラッシュメモリの書き換え方法 (クリックで拡大)

*1)マイコンのソフト開発って、どうやるの? ――「マイコン開発」で知っておきたい用語

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