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350〜1750nmのレーザーを測定できるアナライザー横河メータ&インスツルメンツ AQ6374

横河メータ&インスツルメンツは、波長範囲350〜1750nmのレーザーを測定できる光スペクトラムアナライザーを発売した。光通信から可視光まで、1台で広範囲の光スペクトルを評価、解析できる。

» 2017年01月24日 09時00分 公開
[EDN Japan]

1台で可視光から光通信用まで測定

 横河メータ&インスツルメンツは2017年1月、波長範囲350〜1750nmのレーザーを測定できる光スペクトラムアナライザー「AQ6374」を発売した。光通信分野で使用される波長範囲と、医療、家電、材料加工分野などで使用される可視光の波長範囲に対応し、1台で広範囲の光スペクトルを評価、解析できるという。

 波長分解能は0.05〜10nmの範囲で設定可能で、近傍ダイナミックレンジは60dBとなる。波長校正用の光源を内蔵する他、分光器内の水蒸気を除去する機構と分光器で発生する高次回折光の影響を低減する機能も備えた。

光スペクトラムアナライザー「AQ6374」

 波長範囲は350〜1750nmで、ISO 20473:2007で定めた可視光の波長範囲380〜780nmから、ITU-Tによる光通信の波長範囲1260〜1675nmまでを1台で網羅する。データ取得の最高分解能は2pm、最大波長サンプル数は10万ポイントとなっている。

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