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» 2017年12月18日 09時00分 公開

村田製作所 LQW32FTシリーズ:車載PoC回路に対応する電源ライン用インダクター

村田製作所は、高速車載インタフェースPoC(Power Over Coax)対応の電源ライン用インダクター「LQW32FT」シリーズを発表した。3225サイズ(3.2×2.5mm)でインダクタンス47μHを可能にしている。

[EDN Japan]

3225サイズでインダクタンス47μH

 村田製作所は2017年12月、高速車載インタフェースPoC(Power over Coax)対応の電源ライン用インダクター「LQW32FT」シリーズを発表した。3225サイズ(3.2×2.5mm)でインダクタンス47μHを可能にしている。

電源ライン用インダクター「LQW32FT」シリーズ

 車載アプリケーションのSerDes(シリアライザ/デシリアライザ)機器では、1本の同軸ケーブルで車載カメラの映像データ伝送と電力伝送を行うPoCの適用が進んでいる。これまでPoCでは、広帯域で高インピーダンスを維持するため、大インダクタンスと小インダクタンスの複数のインダクターを使う必要があった。

 LQW32FTシリーズは、広帯域で高インピーダンスという特徴を持ち、従来は複数個必要だったインダクターを1つに置き換えることができる。これにより、システム全体の小型化、省スペース化、トータル低直流抵抗化につながるという。

 インダクタンスは47μHで、インダクタンス偏差は±20%、インダクタンス測定周波数は1MHz。定格電流は、インダクタンス変化に基づく場合(Isat)が300mA、温度上昇に基づく場合(Itemp)は周囲温度85℃で500mA、125℃で100mAとなる。

 直流抵抗は最大0.9Ω、自己共振周波数は30MHz以上。−40〜125℃の使用温度範囲に対応するため、車載回路に使用できる。既に量産を開始しており、信号の高速化に対応したシリーズも今後提供する予定だ。

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