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±10V、0〜20mA入力の高精度A-Dコンバーターアナログ・デバイセズ AD4111、AD4112

アナログ・デバイセズは、0〜20mA入力の高精度A-Dコンバーター「AD4111」「AD4112」を発表した。最大8つのシングルエンド電圧入力と4つの電流入力に対応し、PLCおよびDCSモジュールの実装を容易にする。

» 2018年11月05日 10時15分 公開
[EDN Japan]

 アナログ・デバイセズは2018年10月、0〜20mA入力の高精度A-Dコンバーター「AD4111」「AD4112」を発表した。最大8つのシングルエンド電圧入力と4つの電流入力に対応し、PLCおよびDCSモジュールの実装を容易にする。

高精度のマッチング電流検出抵抗と抵抗分圧器を内蔵

 同社独自の高精度受動部品のパッケージ内集積技術「iPassives」により、高精度のマッチング電流検出抵抗と抵抗分圧器を内蔵した。また、独自の断線検出機能を搭載。3.3Vまたは5Vの単電源で動作しながら、±10V電圧入力に接続した外部センサーや信号源がシステム入力から遮断された時の検出が可能となっている。

高精度A-Dコンバーター「AD4111」「AD4112」

 仕様規定された入力電圧範囲は±10Vで、動作入力電圧範囲は±20Vに対応する。入力電流範囲は、−0.5〜+24mAで性能仕様に適合。0mA付近での信頼性の高い測定を可能とし、20mA以上のオーバーレンジマージンを確保する。

 両製品とも6×6×0.95mmの40ld LFCSPパッケージで供給され、既に出荷を開始している。1000個購入時の単価は、AD4111が7.25米ドル、AD4112が6.45米ドルから。評価用ボードも用意し、各59米ドルで提供する。

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