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» 2018年11月22日 09時00分 公開

STマイクロ STM32L412、STM32L422:IoT機器を小型化、長寿命化するマイコン

STマイクロエレクトロニクスは、小型パッケージにさまざまな機能セットを集積したマイクロコントローラー「STM32L412」「STM32L422」を発表した。性能と効率に優れ、IoT機器の小型化、長寿命化に貢献する。

[EDN Japan]

 STマイクロエレクトロニクスは2018年10月、小型パッケージにさまざまな機能セットを集積したマイクロコントローラー「STM32L412」「STM32L422」を発表した。いずれも量産中で、例えばFlashメモリ64KバイトでQFN-32パッケージのSTM32L412は、大量購入時の単価が約1.51ドルとなる。

EEMBCベンチマークでクラス最高スコア

マイクロコントローラー「STM32L4」の製品外観

 STM32L412、422は、64Kバイトまたは128Kバイトの小容量Flashメモリと、同社のFlexPowerControlやArm Cortex-M4プロセッサを搭載。EEMBCのベンチマークでは、性能と効率に関してクラス最高のスコアを記録している。Coremarkスコア273は、スマートセンサーやウェアラブル機器で高速処理可能であることを示し、ULPMark-PPスコア167、ULPMark-CPスコア447の結果からは優れた電力効率が分かる。

 こうした性能に加え、複数の省電力モードなどの機能を活用することで、バッテリー寿命が最大化する。また、独自の超低消費電力技術によって、消費電流を28μA/MHzまで低減できる。さらに、同時サンプリング可能な2ユニットのA-Dコンバーターやコンパレータなどの機能を内蔵しているため、センサーや心拍数モニター用途に適している。

 その他、低消費電力モード時も動作可能なバックアップ電源ドメインのタンパ検出機能、真乱数発生器を備える。STM32L422ではAES-256暗号化機能が強化されており、高精度で優れた保護機能を発揮する。

 パッケージはLQFP32とWLCSP36があり、32〜64ピンで提供。部品数や基板面積を削減できる。動作温度は−40〜85℃で、産業、医療用途など過酷な環境下で使用できる−40〜125℃の高温対応品も用意する。

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