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5Gの基地局向けモノブロックDC-DCコンバーター村田製作所 MYMGK1R820FRSRなど

村田製作所は、モノブロックタイプDC-DCコンバーターの20A品2製品と6A品2製品を商品化した。小型で高温環境下での長期信頼性が高く、スモールセル用の通信基地局で求められる要件を満たす。

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実装面積は同等品の2分の1


モノブロックタイプDC-DCコンバーター

 村田製作所は2016年10月、高電力密度・小型モノブロックタイプDC-DCコンバーターの20A品「MYMGK1R820FRSR」「MYMGK1R820ERSR」、6A品「MYMGK1R806FRSR」「MYMGK00506ERSR」を商品化した。小型で信頼性が高く、スモールセル用の通信基地局で求められる要件を満たす。同月より量産を開始している。

 同製品はアナログ電源の回路設計技術と独自の高放熱パッケージング技術により、小型で出力電圧が高速応答する。動作温度は−40〜+85℃。電力供給能力が低下する高温環境温度(85℃)でも、十分に電力供給できるという。

 また、必要な周辺部品を内蔵し、実装面積を従来の同等品の2分の1程度に抑えた。スモールセルなどの通信機器をはじめ、光伝送装置、ネットワークセキュリティ機器、産業機器、アミューズメント機器などに使用可能だ。5G(第5世代移動通信)向けのスモールセル用通信基地局に搭載されるDC-DCコンバーターには、小型で高温環境下での長期信頼性が求められる。同製品はこれらのニーズに応えるため開発された。

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