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シーケンサー(ジャンク品)を落札、改造してみた (1/3)

手ごろなシーケンサーを探していたところ、ネットオークションでいくつかの出力接点不良を抱えたジャンク品のシーケンサーを見つけ、早速落札した。そこで、今回はこのジャンク品のシーケンサーを修理、改造した様子を紹介していこう。

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4つの出力不良を抱える「FX1S-30MR」をすんなり落札

 シーケンサーの構成や回路を調べるため、安いシーケンサーをオークションで探したらジャンク品が見つかった。出品されていたシーケンサーは三菱電機製の「FX1S-30MR」で出力接点が3〜4個不良という説明があった。本連載のネタになりそうな故障箇所もあるし、修理すれば使えそうで、ちょうど良いシーケンサーだ。「これなら安く買えるだろう」と思って入札すると、すんなり落札できた。今回はFX1S-30MRのシーケンサーの修理と改造の様子を報告する。

 早速、落札したシーケンサーの写真を図1に示す。

落札したシーケンサーの写真
図1:落札したシーケンサー(ジャンク品) (クリックで拡大)

 このシーケンサーの電源はAC100V入力で、入力16点、出力14点だ。汚れも少なく外観はきれいだった。DC24Vのセンサー用の電源出力もあり、簡単なシステムはシーケンサーだけでも作ることができそうだ。AC100Vを通電してPCと接続してI/Oテストのプログラムを入れて故障箇所を調べた。通信テストは良好で、24V電圧出力も正常だった。ただ、オークションの商品説明にあった通り、4つの出力は、動作不良だった。

リレーを外して故障箇所を探る

 シーケンサーを分解して詳細に部品を調べていくと、リレーだけでなくドライバーICも2個壊れていた。このシーケンサーは治具として使用するつもりなのでトランジスター出力に改造した。出力リレーは全て外し、破損している2個のドライバーICも交換した。分解してリレーを外したシーケンサーの写真を図2に示す。

シーケンサーの分解写真
図2:シーケンサーの分解写真 (クリックで拡大)
リレーは取り外している

 図2で左下は24Vの電源基板、右上はCPU基板、右下はI/O基板で、リレー14個とドライバーIC2個を外している。I/O基板の拡大写真を図3に示す。

シーケンサーのI/O基板
図3:シーケンサーのI/O基板部分 (クリックで拡大)

 図3の上側は16ポートのセンサー入力があり、フォトカプラで絶縁されていたが、入力動作は全て正常だった。I/O基板の中央にはDC-DCコンバーターがありDC5Vを生成しているようだ。下側には14個のリレー出力があり、そのうち4点が不良だった。

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