「TWE-Lite」は、ZigBeeに対応する無線モジュールだ。約14mm角と小型ながら、通信距離は、障害物がない状態で1kmに達する。HEMS、IoT(Internet of Things)、M2Mといったセンサーネットワークに使用する、あらゆる端末での使用を想定している。
スペクトラム拡散は、一見すると周波数帯域を余分に必要とする。しかしデジタル無線通信にとってスペクトラム拡散を導入する利点は多い。通信チャンネルの容量が増える、データのセキュリティが向上する、妨害波に負けない、信号強度の変動に強い、といった効果が見込める。
何事においても、「目的を同じくしながらも表現やプロセスが異なる」ことは少なくありません。半導体の英文データシートでも同じ。違う言葉を使っているのに、実は同じことを言っている。英語が苦手な我々を振りまわす頭痛の種です。今回は、そんな英語に惑わされないようにするためのアドバイスをお届けしたいと思います。
テクトロニクスは、デジタルIF方式を使うリアルタイムスペクトラムアナライザ「RSA5000シリーズ」に、測定周波数の上限が15GHzの機種と26.5GHzの機種を新たに加えた。さらに、旧来からラインアップしていた3GHz機と6GHz機の価格を約30%引き下げた。
今回はTMDSのプロトコル測定をテーマに、HDMI 1.4で新たに追加された3Dフォーマットと評価方法を紹介する。
産業用メカトロニクス機器の不具合解析に従事する筆者の元には、電源を入れたままコネクタを抜き差しする“活線挿抜”が原因で故障した製品がよく持ち込まれる。たとえ機器の設計者が活線挿抜を仕様上「禁止」としていても、現場のユーザーはやむを得ない事情で活線挿抜をしてしまう。設計者もユーザーも、これが故障につながることを認識すべきだ。
電力線通信とは、データを伝送する媒体として電力線を使用する通信技術のことである。設計中の機器に電力線通信の機能を搭載したいと思えば、すでに10社以上の半導体メーカーから電力線通信用のICを調達することができる。ただし、適切なICを選択するには、電力線通信の特性や信頼性などについて理解を深める必要がある。そこで、本稿では、電力線通信機能を利用する上で必要になる基礎知識についてまとめる。
京セラのエタロンフィルタは、ある素材と水晶を接合することで、±0.15pm(ピコメートル)/℃の温度特性を実現している。この温度特性は、水晶のみを使用した同社従来品に比べて、約1/36の値になる。さらに、素材と水晶の接合に、原子拡散接合法と呼ばれる新しい方法を採用しており、これによってエタロンフィルタの信頼性が向上したという。
100Gビット/秒のデータ伝送速度に対応する通信機器や半導体/電子部品の設計開発/製造に向けた測定器をテクトロニクスが拡充する。新型のビット誤り率テスター(BERT)の他、サンプリングオシロをベースにした波形観測/ジッター測定システム用の低ジッター化モジュールを用意した。
2009年6月にHDMI 1.4スペックが公開された。HDMI 1.4では、従来のHDMIに加えてHDMIイーサネットや3D映像対応など、新たな機能が追加されている。今回は、HDMI 1.4で追加された新機能についてご紹介する。
RS-485規格のシリアル通信方式は、FA機器の分野に広く普及している。ところが故障品の修理を手掛ける筆者の元には、機器の内部で通信を担うトランシーバICが壊れ、通信不良に陥った機器がたびたび持ち込まれる。調査したところ、電源を入れたまま通信コネクタを抜き差しする“活線挿抜”が、原因を作り出していた。
ARMの「Cortex-A15 MPCore」の他、自社のDSPコア「TMS320C66x」や、セキュリティ処理回路、パケット処理回路、イーサネットスイッチ回路などを、「KeyStone」と呼ぶTI独自のアーキテクチャで統合して集積した。28nm世代の半導体プロセス技術で製造する。
デジタル家電/AV機器用のデジタルインタフェースとして登場したHDMIについて、計測面からその概要と評価法を紹介する。
リニアテクノロジーの「LTC5800」は、同社が2011年12月に買収したDust Networksのメッシュ型無線ネットワーク技術「SmartMesh」に基づくシステムLSIである。ARMコアと無線通信回路をまとめた。産業分野や社会インフラ用途のセンサーネットワークを構成するセンサー端末に使える。
アナログ・デバイセズの「AD9129」は、2.8Gサンプル/秒(sps)動作の14ビットD-A変換器IC。補間処理で実効的なサンプリング速度を2倍の5.6Gspsに高めたり、高次ナイキスト動作で最大4.2GHzの高周波信号を出力できる機能を備えた。11ビット品「AD9119」も用意。携帯電話のインフラ機器など向け。
「LTM4620」は13A出力のDC-DCコンバータ回路を2チャネル搭載したモジュールで、2チャネルを組み合わせて26A出力が得られる。4個並列に接続すれば、最大100Aの電源回路を構成可能だ。通信/ネットワーク機器などに使う、FPGAをはじめとした低電圧・大電流の半導体チップのPOL電源に向く。
スペアナとベクトルネットアナなどからなる「FieldFoxシリーズ」の新機種群は、最大26.5GHzのマイクロ波帯に対応した上、ダイナミックレンジやノイズ、パワー確度などの基本性能を大幅に改善した。衛星通信やレーダーなどのフィールド試験に加えて、研究開発の現場で手軽に利用できる補助的な測定器としての需要も見込む。
アプリックスは、既存製品のスイッチやLEDといった信号線に無線通信モジュールを接続し、信号線に流れる電気信号をそのまま取得するという新しいコンセプトのM2M用モジュールの生産を開始した。
ロームの「BP3596」は、国際通信規格「IEEE 802.15.4g」に準拠した920MHz帯無線通信モジュールである。宅内の消費電力量モニタリングや無線ネットワーク構築といった用途に使える。
Greenvity Communicationsが販売を開始した「Hybrii-XL(GV7011)」は、電力線通信(PLC)と無線通信機能の双方に対応した、ハイブリッドの通信用システムLSIだ。
USB2.0に比べてデータ伝送速度が約10倍になった新しい通信規格USB3.0。今回は、このUSB3.0について解説します。
モバイル機器にどのようなインタフェースを備えればよいのか、機器設計者の腕の見せ所だ。考え得るインタフェースをずらりと並べる手法もあるが、小型化を考えると得策ではない。USB 3.0はデータ転送速度が高く、電力を送る機能もある。HDMIやWi-Fiと比較したUSB 3.0の利点や欠点を紹介する。
Broadcomは無線LANアクセスポイントやノートPCを対象にしたIEEE 802.11acチップに加えて、スマートフォンやタブレットPCに向けた新品種を発表した。
USBなども使わずに、目の前にいる人とその場ですぐにデータ交換ができたら――こうした要望にも応えてくれる、新しい近接無線転送技術“TransferJet”。TransferJetは、屋外でも家の中でも、専用のモジュールが組み込まれた機器同士をタッチするだけで、高速なデータ交換ができます。
ルネサス エレクトロニクスが展示したワイヤレス充電システム向け受電ボードには、NFCマイコンが搭載されている。給電側と受電側との間でNFC認証を行うことにより、共鳴方式で電力をワイヤレス伝送する充電システムにおいて、より安全性を高めることができるとしている。
バイコーは、データセンター用マイクロプロセッサ向けに48Vの配電バスから直接、1Vの電源電圧を高効率で生成する電力コンバータを展示した他、ソフトスイッチング方式を採用し、最大98%と高い効率が得られる非絶縁型の降圧POLコンバータを初披露した。
現在のモバイル通信の目標は、IMT-Advancedで規定されている。静止時に1Gビット/秒、高速移動時に100Mビット/秒というその目標をどうすれば実現できるのだろうか。LTE-Advancedを通過点として、創造的なアプローチを生み出す取り組みが続く。
Intersilの「ISL37231/ISL80083」は、Thunderbolt用アクティブケーブルに向けた波形補正用チップセットで、アクティブケーブルのコストを大幅に低減しながらケーブル長を延ばせることが特徴だ。Thunderbolt用アクティブケーブルの市場価格を、現在の50米ドル程度から半額の25米ドルまで低減できるという。
IDTの第4世代(4G)携帯基地局向けミキサーICは、消費電力を抑えつつ、低歪(ひずみ)特性を実現したことが特徴だ。
モバイル機器を通勤中に充電、カフェで充電――。“すき間時間”を利用して携帯電話機などを充電できる、便利な技術がワイヤレス充電です。今回は、電磁誘導方式のワイヤレス充電の仕組みを解説します。