日本ナショナルインスツルメンツが発売したシングルボードRIOシリーズの新機種は、小型であるという特徴を継承しつつ、アナログ入出力インタフェースを搭載した。医療やエネルギーなどさまざまな分野の組み込みモニタリング/制御システムに使える。
アジレント・テクノロジーの「MXG-Bシリーズ」は、位相雑音や出力電力、変調帯域幅、ACPR、EVMなど、高周波信号発生器としての基本特性を高めた6GHz出力の新機種だ。航空/宇宙/防衛向けのレーダーや、次世代Wi-Fiをはじめとする無線機能を備えた消費者向け機器の研究開発に使える。製造ライン向けにスループットを高めた「EXG-Bシリーズ」も用意した。
アジレント・テクノロジーのDSOX 90000Qシリーズは帯域幅が最大63GHzと極めて広いリアルタイムサンプリングのデジタルオシロスコープ。32Gビット/秒の高速シリアル信号を、基本波である16GHzの3次高調波まで取り込んで、高い精度で波形を観測できる。
日本TIの生体電位計測向けアナログフロントエンドLSIは、ΔΣ型A-D変換器の他、その前段のアンプや、基準電圧源、発振器などを集積する。従来はより高い性能を求める用途に向けて4〜8チャネル品を供給していたが、今回、携帯型機器向けに1〜2チャネル品を新たに追加した。
ケースレーの2657A型は、±3000Vの高電圧に対応できる上、電流測定で1fAと高い表示分解能を実現したソースメジャメントユニット。SiCやGaNなどの次世代材料を使う高耐圧/低リーク/低オン抵抗のパワー半導体デバイスの特性評価や量産テストに使える。
モバイル機器向けマルチメディアインタフェース規格「MHL」に対応するローデのプロトコル試験機は、同規格のコンプライアンステスト仕様に沿ったプロトコルテスト機能に加えて、コンテンツのオーディオ/ビデオ信号を解析する機能も搭載できる。
ローデ・シュワルツ・ジャパンが、アナログ入力の帯域幅が4GHzのオシロスコープ「R&S RTO1044」を発売した。2010年6月に市場に投入した「R&S RTOシリーズ」の最上位機種に位置付ける。さらに、4.5GHz帯域の差動アクティブプローブ「R&S RT-ZD40」の提供も開始した。
テクトロニクス社が汎用オシロスコープ「MSO/DPO4000Bシリーズ」を拡充し、1GHz帯域幅の6機種を新たに追加した。従来の1GHz機は4チャネルを備え、税込み197万円台からだったが、今回の6機種は1GHzの受動プローブを新たに標準で付属し、2チャネル機で税込み121万円台からに価格を引き下げた。
アジレント・テクノロジーは、昨年2月に投入した汎用オシロスコープの新シリーズ「InfiniiVision 3000X」に、帯域幅が1GHzの4機種を新たに追加した。競合他社の既存の1GHz機を意識し、価格を2チャネル機で税込122万円台と低く抑えたことが特徴である。
通信チャネルのデータ伝送速度が向上し、クロック信号の速度が高まるにつれて、ジッタと位相ノイズを高い精度で測定することがますます重要になっている。一方、測定の難易度は増すばかりで、高いコストが掛ってしまう。そこで本稿では、PLL ICの分周機能を活用して、測定器の性能限界を高める手法を紹介する。
このソフトウェアで生成したデータパターンをベクトル変調信号発生器にダウンロードすれば、IEEE 802.15.4gの暫定版規格に準拠した受信感度試験用信号を出力できる。電力やガス、水道の次世代高機能メーターに組み込む無線通信機能の評価に使える。
電子機器の動作にさまざまな影響を与えるESD(静電気放電)への対策を講じるには、ESDの試験法について理解しておく必要がある。本稿では、デバイスレベルとシステムレベルに分けてESD試験の手法を説明する。また、産業用機器の開発で利用する機会の多いイミュニティ(耐性)試験も紹介する。
日本NIのモジュール式計測用ハードウェアと計測/解析用ツールキットから成る無線LANテストプラットフォームが、最新規格のIEEE 802.11acにも対応した。
ローデ・シュワルツ・ジャパンが同社のドライブテストソフトウェアに新たに追加したMIMO評価機能を使えば、MIMO通信時の携帯電話基地局のカバレッジ試験を迅速に進められる。
米国EDN/EE Timesの編集部が、2012年の発展を期待するエレクトロニクス技術をピックアップ。第3回は、計測ツール、マイコン、プリント基板について、各担当編集者の展望をお届けする。
モジュール式直流電源のメインフレームに組み込んで使う電源モジュールである。既存の27品種に今回新たに7品種を追加した。ユーザーは個々のニーズに応じて最適なモジュールを選択しやすくなる。
1台で複数のテスト機能を提供できるため、所要の機能ごとに専用の測定器を用意する必要がなくなるという。最高10Gビット/秒までの高速シリアルインタフェースの各種プロトコルに対応する。
帯域幅が60GHzと広い上に、サンプリング速度も160Gサンプル/秒と高い。データ伝送速度が28Gビット/秒の高速シリアル信号であれば、その基本波である14GHzの第4次高調波まで含めて捉えられ、波形を高い精度で観測することが可能だ。
ローデ・シュワルツ・ジャパンの「R&S CLG」は、ケーブルテレビ放送ネットワークのさまざまな評価作業に使えるマルチチャネル信号発生器である。1台の筐体で最大158チャネルに対応した。
ロゴスキー・コイルは、導体を流れる電流の非接触測定に用いるセンサー部品である。本稿では、特性がばらつきやすいロゴスキー・コイルの校正を、後段に接続するアンプと積分器のパラメータ変更で対応せずに、コイル単体で実現するための手法を紹介する。
計測器は電子機器の開発や製造に欠かせないツールであると同時に、それ自体が極めて精密な電子機器でもある。取り扱いに注意しなければ、正しい測定結果が得られなかったり、故障してしまったりする危険性があるのだ。本稿では、信号発生器とオシロスコープ、ネットワーク・アナライザについて、発生件数の多い故障とその原因、そして防止方法を解説する(EDN Japan編集部)。
「EE Times Japan×EDN Japan 統合電子版」2011年12月号を発行しました。EE Times Japanが10月に実施した「エレクトロニクス・エンジニア給与/意識調査」の結果や、パワエレエンジニアの3年にわたる電気自動車の手作りプロジェクトの成果、初めてのLED照明製作の手引きなど、盛りたくさんの内容でお届けします。
人体におけるがんの発生を正確に診断する場合には、手間もコストもかかる免疫組織化学染色検査を行うことが多い。ハーバード大学とマサチューセッツ総合病院は、NMR分光を応用することにより低コストのポータブルがん検出器を開発した。本稿ではまず、NMR分光の原理を簡単に説明する。その上で、このがん検出器に用いた電子回路について詳しく紹介する。