「Agilent 34461A」と「Agilent 34460A」は、6桁半のデジタルマルチメータ(DMM)である。独自のTruevolt技術を用いることで、ノイズなど外部要因の影響を軽減することができ、測定結果の信頼度を改善した。さらに、測定データを処理する機能とその結果を表示する機能も高めた。
Maxim Integrated Productsは、セキュア認証用ICとして、楕円曲線デジタル署名アルゴリズムエンジンを内蔵し、非対称暗号による認証を実現する「DS28E35」を発表した。
無線によるマルチメディアストリーミングは、業界の大きな関心を集めている。とはいうものの、その実現レベルはまだ低く、また、さまざまな規格が乱立している状態にある。本稿では、IEEE 802.11をはじめとする各種無線規格を取り上げ、各企業/業界団体がそれぞれの規格を利用してどのような取り組みを行っているのか、またそれらはどのような進捗状況にあるのかを説明する。
商品として入手可能な赤外線(IR)利用の距離測定器は通常、3インチ(7.62cm)〜30インチ(76.2cm)の距離を検出できる。これより短い距離は検出できないことが多いが、今回は1cm〜約20cmの測定範囲を実現できるアイデアを紹介する。
「R&S ZNB20/40」はマイクロ波帯のベクトルネットワークアナライザである。ダイナミックレンジは135dBと広く、測定スピードは最高5ms(401ポイント測定)と速い。測定の基本性能を向上させたことに加えて、小型軽量化や操作性の向上も図っている。
チップ部品の搭載数が増えるに従って、実装不良は増加する。だがチップ部品の実装プロセスを理解すれば、多くの不良は防ぐことができる。今回はSMDのチップコンデンサやSMTリレーの実装不具合例について説明する。
「R&S SMW200A」は、本体に最大2個のRFジェネレータと最大4個のベースバンドジェネレータ、およびフェージングシミュレータを内蔵することができるベクトルシグナルジェネレータである。外付けで小型RFジェネレータを追加すれば、4×4 MIMOモードやLTEキャリアアグリゲーションなどの複雑な信号発生も、シンプルなシステム構成で行うことができる。
新日本無線は、血液酸素濃度を測るパルスオキシメーターや脈拍計などに向けて反射型のフォトリフレクタを製品化した。従来に比べ「大幅に測定スタイルを広げる可能性のあるデバイス」(同社)とし、医療機器以外にもスポーツ器具などの用途への提案を実施していく。
オシロの耐雑音性を改善する方法を紹介する。実験室にある部品でできるところがカギだ。
計測器は電子機器の開発や製造に欠かせないツールであると同時に、それ自体が極めて精密な電子機器でもある。取り扱いに注意しなければ、正しい測定結果が得られなかったり、故障してしまったりする危険性があるのだ。本稿では、信号発生器とオシロスコープ、ネットワーク・アナライザについて、発生件数の多い故障とその原因、そして防止方法を解説する。
スペクトラム拡散は、一見すると周波数帯域を余分に必要とする。しかしデジタル無線通信にとってスペクトラム拡散を導入する利点は多い。通信チャンネルの容量が増える、データのセキュリティが向上する、妨害波に負けない、信号強度の変動に強い、といった効果が見込める。
年代もののトリガー掃引オシロスコープは多くの用途でいまだに使われている。古いオシロでも、外部遅延線と等化器(イコライザー)を追加すれば、“アップグレード”が可能だ。
ローデ・シュワルツ・ジャパンは、携帯基地局の周波数試験の作業性を高めるという小型の高精度周波数基準信号発生器を発売した。対応周波数を拡張した携帯型スペクトラムアナライザも投入し、LTE基地局試験向け製品を強化する。
テクトロニクスは、パワーアナライザ分野に進出する。「PA4000」シリーズは「スパイラルシャント(Spiral Shunt)」技術により、周囲温度が0〜40℃の環境で、電圧/電流基本測定確度は0.04%を実現する。
テクトロニクスは、業界初のHDMI-HDCP入力を直接モニタリングできる波形モニターと波形ラスタライザを発表した。Blu-rayプレーヤなど民生機器のHDMI出力の評価を、HDMIプロトコルアナライザなど専用機器を使わずに行える。
スポーツ愛好家には、スタート地点と現在地との高度差を知りたいというケースがある。これに応える小型軽量の携帯型高度計は、最新のマイクロマシーニング技術を利用した圧力トランスデューサーを使って実現可能である。
テクトロニクスの「AWG70000シリーズ」は、サンプルレートが最大50Gサンプル/秒の任意波形ジェネレータである。これは、同社従来製品に比べて約2倍、競合他社製品に比べると約4倍のサンプルレート性能を実現しており、業界最高クラスの高速信号を生成することが可能となる。
ハイエンドのオシロスコープ市場では、“業界最高”の称号を得るべく、激しいスペック競争が繰り広げられている。しかし、多くのユーザーにとって現在いちばん注目すべきなのは、1GHz〜4GHzの帯域をサポートするミッドレンジ品であろう。実際、計測器メーカーは、このランクの製品についても注力しており、ユーザーには非常に幅広い選択肢が提供されるようになっている。
PCのハードウエア・モニター用ICは、さまざまな用途に使われている。気象観測は、その一例だ。
スペクトラムアナライザ大手のアジレント・テクノロジーが、テクトロニクスやローデ・シュワルツが先行するリアルタイムスペクトラムアナライザの市場に参入した。高いRF性能を訴求し、シェアの獲得を目指す。
電子設計の世界では、マルチレーン高速バスの採用が一般化し、設計の複雑化と高速化が進行中だ。それによって、シグナルインテグリティに関わる新たな問題が生じている。そこで米国のEDN誌は、シグナルインテグリティの専門家を取材し、彼らの見解を仮想的なパネルディスカッションとして誌上に再構成した。なお、シグナルインテグリティには数多くの要因があるが、本稿ではクロストークとEMIに焦点を絞っている。
テクトロニクスは、デジタルIF方式を使うリアルタイムスペクトラムアナライザ「RSA5000シリーズ」に、測定周波数の上限が15GHzの機種と26.5GHzの機種を新たに加えた。さらに、旧来からラインアップしていた3GHz機と6GHz機の価格を約30%引き下げた。
今回はTMDSのプロトコル測定をテーマに、HDMI 1.4で新たに追加された3Dフォーマットと評価方法を紹介する。
現実世界の物理量を検出するセンサーの多くは、検出結果を振幅が小さく周波数が低いアナログ信号として出力する。それを処理するには、直流(DC)付近で利得と精度がいずれも高いアナログ信号調節(シグナルコンディショニング)回路を後段に設ける必要がある。本稿では、センサー出力の処理に向けたアナログ信号調節技術の最新状況を解説する。
デジタル家電/AV機器用のデジタルI/Fとして登場したHDMI。今回はTMDSチャネルの電気的なパラメータ測定について紹介する。
2009年6月にHDMI 1.4スペックが公開された。HDMI 1.4では、従来のHDMIに加えてHDMIイーサネットや3D映像対応など、新たな機能が追加されている。今回は、HDMI 1.4で追加された新機能についてご紹介する。
電磁雑音測定装置の最大手メーカーであるローデ・シュワルツ・ジャパンは、国内の同装置の要求事項をまとめた標準規格「CISPR 16-1-1」に対応した校正サービスを低価格・短納期で提供する。同社のサービスセンターが同規格に対応した校正能力を備えていることを、米国の民間認定機関A2LAがこのほど認定した。
2008年11月に策定されたUSB3.0。データ伝送速度は、USB2.0でも使用されているLow Speed、Full Speed、High Speedに加え、5Gビット/秒のSuper Speedが加わった。また、物理層も大幅に変更されている。こうなると、大きな影響を受けるのが計測面だ。本稿では、USB2.0との違い、そして計測面では何が変わるのかについて解説する。