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米国の電池ホルダーメーカーが新製品を発売、ブランド名は「Snap Dragon」

» 2011年08月25日 00時00分 公開
[EDN Japan]

 米国の電池ホルダーメーカーであるMemory Protection Devices(MPD)は2011年7月、カバー付きリチウムコイン電池ホルダーの新製品「Snap Dragon(スナップドラゴン)」を発表した。一般的なコイン電池ホルダーよりも高い耐衝撃性/耐振動性を備えるとともに、カバーなしタイプの電池ホルダーと同様に低価格であることを特徴とする。主に、キーレスエントリなどの車載機器や携帯機器の用途に向ける。


 現在、MPDが販売しているSnap Dragonの品種は、CR2032タイプのリチウムコイン電池向けのものである。型番名は、基板に取り付けるベース側の部品が「BHSD-2032-SM」で、カバーが「BHSD-2032-COVER」。BHSD-2032-SMは、高耐熱が特徴の液晶ポリマー樹脂製で、鉛フリーはんだを用いたリフローなどの実装プロセスに対応している。BHSD-2032-COVERはポリプロピレン製で、耐久性と柔軟性を備えることからコイン電池の交換を容易に行えるという。なお、コイン電池を組み込む際には、コイン電池をカバーにはめこんだものを、ベースに組み付けることになる。カバーをした状態の部品の高さは、カバーのない状態から1mm増えるだけで済む。また、コイン電池を装着して2mの高さから落下させても電池が外れないという。

 1000個発注時の単価は、BHSD-2032-SMが0.52米ドル、BHSD-2032-COVERが0.16米ドルとなっている。

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