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外形寸法3×3×4mm/重量0.03gの2.4GHz帯向けチップアンテナモレックス 47948

日本モレックスの2.4GHz帯向け表面実装型チップアンテナ「47948」は、LDS技術で製造することにより小型化と軽量化を図っている。

» 2012年02月10日 16時02分 公開
[EDN Japan]

 日本モレックスは2012年2月、2.4GHzの周波数帯域に対応する表面実装型チップアンテナ「47948」を発表した。樹脂成形品の表面にレーザーを用いて3次元でアンテナ回路を形成するLDS(Laser Direct Structuring)技術で製造することにより小型化と軽量化を実現した。外形寸法は3×3×4mm、重量は0.03gとなっている。BluetoothやWi-Fi、IEEE 802.15.4(ZigBee)、ISM帯(産業/科学/医療用機器に用いられる周波数帯)などの無線通信機能を搭載する機器に向ける。


 47948は、高耐熱の液晶ポリマーを本体の樹脂素材として採用している。これにより、セラミック製アンテナと比べて機械的歪みへの耐性を向上するとともに、鉛フリーはんだを用いた表面実装プロセスにも対応する。アンテナの特性は、インピーダンスが50Ω、ピークゲインが3.6dBi、反射損失が−10dB以下、総合効率が−1.5dB以上となっている。

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アンテナ | 2.4GHz帯 | Bluetooth | IEEE 802.15.4 | Wi-Fi | 無線 | ZigBee


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