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» 2014年06月11日 10時00分 公開

Wired, Weird:FPGAの進化を上回れ! 生産5年目に突如現れた起動不良 (3/4)

[山平豊,内外テック]

FPGAは正常なのか?

 では、FPGAの動作は正常なのだろうか?

 FPGAメーカーの販売代理店に問い合わせた。その際、代理店に示されたFPGAメーカーのデータシートにある「電源投入時のコンフィギュレーションの構成を開始するタイムチャート」を図4に示す。

【図4】「電源投入時のコンフィギュレーションの構成を開始するタイムチャート」 (クリックで拡大)

 図4のタイムチャートから、FPGAの1.2V電源が1.0Vに、2.5V電源が2.0Vになると、外部からの信号を受けて5ms後にINIT_Bがハイになり、コンフィギュレーションの構成が開始されることが分かる。また外部からの信号を受けるには3.3V電源が立ち上がっている必要がある。図1のINIT_B信号から5msの時間で逆算すると3.3V電源は約1.7Vの電圧に相当しこの電圧でFPGAのロジック動作が始まったことになる。

 FPGAの動作も正常に見えるが、なぜPROMのデータが正しく読み込めないのだろうか? 2.5V電源のスペック自体に問題はないのだろうか?

 FPGAの代理店に、2.5V電源のスペックについて再度質問した。すると、“2.5V電源の推奨条件はMin2.375V、Type2.5V、Max2.625Vです”との回答があった。図1でINIT_Bが立ち上がった時の2.5V電源の電位は2.2V程度しかなく、動作保証される2.375Vに達していないことになる。

 FPGAの代理店へ図4の2.5V電源の判定値の2.0Vの意味について再度質問したら、“2.0VはFPGAのコンフィギュレーションデータを保持する電圧です”と回答を受けた。

 あれっ!?

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