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8万円を切る任意波形/ファンクションジェネレータテクトロニクス AFG1022型

テクトロニクスは、入門レベルの任意波形/ファンクションジェネレータの新製品「AFG1022型」を発表した。教育現場や汎用の電子機器のテスト向けとなる。

» 2015年01月14日 08時30分 公開
[EDN Japan]

 テクトロニクスは2015年1月7日、教育現場や汎用の電子機器のテスト用に、入門レベルの任意波形/ファンクションジェネレータの新製品「AFG1022型」を発表した。

2チャンネル出力が可能

 AFG1022型は、2チャンネル出力、最高25MHzのサイン波、14ビットの垂直分解能、直感的なユーザーインタフェースを備えた入門クラスのファンクションジェネレータ。12.5MHz方形波/パルス波の出力が可能で、1μHzの周波数分解能、1mVp-p〜10Vp-pの出力振幅機能なども備えている。さらに、125Mサンプル/秒のサンプルレートにより、最大8kポイントの任意波形出力にも対応できる。

 また、50種類の標準波形と任意波形、連続/変調/スイープ/バーストによる出力機能の他、200MHz、6桁分解能のカウンタも内蔵した。これにより、周波数/周期/パルス幅/デューティ・サイクルなども正確に測定できる。

 操作性にも優れ、3.95型TFTカラーディスプレイ、ショートカットボタン、ロータリノブを装備し、設定・調整が素早くできる。

 価格は7万9800円で、任意波形の出力機能を含むため、性能/価格比は業界トップクラスになるという。無料提供のソフトウェア「ArbExpress(アーブエクスプレス)」を利用すると、必要な波形を生成してAFG1022型にインポートし、出力も可能だ。

任意波形/ファンクションジェネレータ「AFG1022」

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