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» 2015年04月16日 10時00分 公開

Q&Aで学ぶマイコン講座(13):マイコンの選び方 (4/4)

[菅井賢(STマイクロエレクトロニクス),EDN Japan]
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【5】形態

 マイコンの形態(パッケージ)は、装置内の電気回路の入るスペースに依存します。

 先ほど例に挙げたポータブル型血圧計の場合、基本的に持ち運びするものので、そんなに大きいものではありません。そのため、マイコンも比較的小さいパッケージが求められます。もっと小さいパッケージが求められる用途に、カメラのレンズがあります。レンズの中には電気部品を入れるスペースがほとんどないので、組み込まれるマイコンは非常に小さいパッケージが要求されます。しかし産業機器や大型の家電であれば、パッケージをそこまで小さくする必要はありません。大きなパッケージでも問題なく実装できる場合が多いです。

図3 マイコンに用いられるパッケージの例

【6】価格

 価格は、今まで説明したマイコンの仕様に大きく依存します。内蔵メモリサイズが大きければ、その分マイコンチップの大きさが大きくなるのでコストが上がります。搭載している周辺機能も多ければ、コストが上がります。一方、購入する数量にも依存します。大量に購入すると安くなり、少数だと高くなります。また、マイコンメーカーが売りたい製品、いわゆる戦略製品と呼ばれるマイコンは、高性能なマイコンでも低価格で提供する場合もあります。

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