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シリコンラボ、4種のMCUでARM mbed OSをサポートEFM32 Gecko MCU ポートフォリオ

シリコン・ラボラトリーズは、ARM Cortex-Mプロセッサをベースにした、32ビット・マイクロコントローラ(MCU)「EFM32 Gecko」ポートフォリオで、ARM mbed OSをサポートすることを発表した。

» 2015年11月26日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 シリコン・ラボラトリーズは2015年11月、ARM Cortex-Mプロセッサをベースにした、32ビットマイクロコントローラ(MCU)「EFM32 Gecko」ポートフォリオで、ARM mbed OSをサポートすることを発表した。

 同社のMCUとARMのmbed OSが同時に実装されることで、低消費電力IoT(モノのインターネット)製品向けのプラットフォームが提供可能になるという。

Giant Geckoなどがmbed OSをサポート

 今回、ARM mbed OSをサポートするのは、「Giant Gecko」「Happy Gecko」「Leopard Gecko」「Wonder Gecko」の4種だ。mbed OSを実行するこれらのMCUとmbed電力管理アプリケーションプログラミングインタフェースにより、IoT向けバッテリー動作のARMベースコネクテッドデバイス開発者に対し、クラス最高レベルのエネルギー効率、設計の簡素化、セキュリティ技術を提供するという。

 ARM mbed OS対応のスターター・キットは、各MCUとも既に出荷を開始している。希望小売り価格は各29.99米ドル。追加設定なしでARM mbedをサポートした。さらに、2016年1月には、組み込み開発者向けに、mbedサポート開発プラットフォームの小型版を発売する予定だ。

 同社では、2015年11月10日〜12日にかけて開催された「ARM TechCon 2015」で、mbed OSをサポートする開発プラットフォームを展示した。同プラットフォームは、Giant Gecko MCUの他、Bluetooth Smart、照度センサー/心拍計(HRM)用オプティカルセンサーを搭載。mbed OS、Bluetooth Smartコネクティビティ、生体計測をサポートする低消費電力コネクテッドデバイスが容易に設計できるとしている。

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