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2.4/5GHz Wi-Fi PCBアンテナ、平衡伝送機能付き日本モレックス

日本モレックスは、平衡伝送機能付き「2.4/5GHz Wi-Fi PCBアンテナ」を発表した。両側面2カ所に取り付け穴を装備し、プリント配線板(PCB)ににナットネジで固定することでデバイス筺体へ確実に設置できる。

» 2016年02月26日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 日本モレックスは2016年2月、平衡伝送機能付き「2.4/5GHz Wi-Fi PCBアンテナ」を発表した。Wi-Fi機器などのネットワーク製品、M2M通信、2.4GHz ZigBee IEEE 802.15.4機器、2.4/5GHz ISMバンドシステムなど、幅広い用途に対応する。

 2.4/5GHz Wi-Fi PCBアンテナは、両側面2カ所に取り付け穴を装備し、プリント配線板(PCB)にナットネジで固定することで、デバイス筺体へ確実に設置できる。ダイポール式のため、接続中はケーブル長に関係なく、常に平衡伝送するという。

平衡伝送機能付き「2.4/5GHz Wi-Fi PCBアンテナ」

 アンテナ放射性能は、2.4GHz帯域で最小全効率80%、5GHz帯域では70%。平衡伝送機能を搭載したグランドプレーン独立型設計アンテナのため、グランド誘発放射の緩和に必要なコストを削減できる。

 さらに、引張力18.0N超の同軸ケーブルを使用することで、アンテナ信頼性と無線機器への接続性を確保した。小型同軸ケーブルは、ケーブル長50〜300mmから選択できる。サイズは40.95×9.00mmと小型で、省スペースとなっている。

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