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2x2 MIMO無線LAN搭載機器の測定ソフトウェアアンリツ MX886200A-010

アンリツは、2x2 MIMO無線LAN搭載機器を評価する測定ソフトウェア「MX886200A-010」を発表した。無線LAN用測定器「MT8862A」の新オプションで、2x2 MIMO無線LAN搭載機器の受信感度や出力信号強度を測定できる。

» 2018年06月01日 09時00分 公開
[EDN Japan]

実動作状態でMIMO測定が可能

 アンリツは2018年5月、2x2 MIMO無線LAN搭載機器を評価する測定ソフトウェア「MX886200A-010」を発表した。無線LAN用測定器「MT8862A」の新オプションで、2x2 MIMO無線LAN搭載機器の受信感度や出力信号強度を測定できる。

無線LAN用測定器「MT8862A」

 1台のMT8862Aにファームウェアとオプションライセンスをインストールし、2台のMT8862Aを組み合わせて使用する。MT8862Aは実動作状態で測定する「ネットワークモード」を搭載しており、2x2 MIMO無線LAN搭載機器が動作している状態で出力信号品質や強度、受信感度測定などを実施できる。

 無線LAN搭載機器を接続するだけで測定が可能で、測定対象の制御設定など専門的な作業を不要にした。そのため、測定系の構築に不慣れな作業者でも操作できる。また、通信障害の発生時には、その原因が機器にあるかどうかを容易に切り分けることができるという。

 同社は、高データレート転送が必要なスマートフォン、タブレット、PC、AV関連機器のベンダーなどにおける、実動作状態でのMIMO測定ニーズに対応するとしている。

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