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世界最高出力160mWのブロードバンドLEDウシオオプトセミコンダクター Spectro Series

ウシオオプトセミコンダクターは、可視光から近赤外光を含む波長400〜1000nmの広帯域で発光する、世界最高出力160mWのブロードバンドLED「Spectro Series(スペクトロシリーズ)」を開発し、サンプル出荷を開始した。

» 2019年01月28日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 ウシオオプトセミコンダクターは2019年1月、可視光から近赤外光を含む波長400〜1000nmの広帯域で発光する、高出力160mWのブロードバンドLEDを開発したと発表した。同社のLEDブランド「epitex(エピテックス)」シリーズの新製品「Spectro(スペクトロ)」シリーズとして発売し、サンプル出荷を開始した。

「Spectro」シリーズの製品画像。左から、SMBBフラットタイプ、SMBBレンズタイプ、TO-66タイプ、SMGタイプ

世界最高となる160mWの出力

 赤外領域のLEDの開発と製造に関する技術とノウハウを生かし、可視域から近赤外域において連続したスペクトルを持つ蛍光体を用いたLEDのうち、世界最高となる160mWの出力を実現した。

同シリーズのスペクトルデータ

 Spectro Seriesを用いることで、個人で食品中の糖分や脂肪分などの含有量を測定できる機器の開発や、農作物やプラスチック製品の素材や色彩、混入異物などを分別する選別機の高性能化などが可能となる。

 Spectro Seriesは、ユーザーの出力、配光、光源サイズなどの要望に応じて、SMBBフラットタイプ、SMBBレンズタイプ、TO-66タイプ、SMGタイプなど、さまざまなパッケージからChip on Boardまで、多様な形態で提供する。

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