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» 2019年06月07日 11時00分 公開

Wired, Weird:あれもこれも部品が壊れている…… バッテリーを逆接した基板の修理(2) (1/4)

前回に引き続き、『バッテリーを逆接してしまった』という12V水中ポンプ用ポンプコントローラー基板の修理の様子を報告する。

[山平豊(NSS九州),EDN Japan]

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 前回に引き続き、『バッテリーを逆接してしまった』という12V水中ポンプ用ポンプコントローラー基板の修理の様子を報告する。前回はトランジスタを短絡して電源を印加したら、パスコンのタンタル電解コンデンサー(以下、タンタルコン)から白煙が出た。このタンタルコンは短絡破損していた。

実装されていたICの動作を確認する

 実装されていた2つのICの動作も調べた。すると、モータードライバの「MC33035」が、8番ピンのRef電圧(6V)が出ていなかった。どうやら、このICも壊れているようだ。MC33035の端子情報を図1に示す。

図1:「MC33035」の端子情報

 CMOS ICの「MC4093」(シュミットNAND)は入出力の論理のNOT ANDが合っていなかった。やはり、2個のICともに破損しているようだ。破損していないICを入手して交換する必要があるが、費用はあまりかけたくないので、海外の部品サイトを検索した。2つのICともに安い価格で売られているのを見つけ、すぐに注文した。1カ月くらい時間がかかってしまったが、ICを手に入れた。早速、破損していたICと交換した。購入したICと基板の写真を図2に示す。

図2:購入したIC(左)と12V水中ポンプ用ポンプコントローラー基板

 2つのICを交換して、DC12V電源をPV端子に通電して各ICの動作を確認した。交換したMC4093とMC33035の発振状態をオシロスコープで確認できた。図3に示す。

図3:「MC4093」(左)と「MC33035」(右)の発振状態

 交換した2つのICは正常に動作しているようだ。各ICの詳細な発振波形を次ページ、図4に示す。

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