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» 2019年06月17日 09時00分 公開

エプソン M-A552AC1、M-A552AR1:構造ヘルスモニタリング向け加速度センサー

セイコーエプソンは、高性能3軸加速度センサーの新製品「M-A552」を発表した。CANとRS-422に対応し、低ノイズ性能および耐久性、耐環境性に優れることから、橋やトンネルなどの構造ヘルスモニタリング、地震観測などに活用できる。

[EDN Japan]

 セイコーエプソンは2019年5月、高性能3軸加速度センサーの新製品「M-A552」を発表した。CAN対応の「M-A552AC1」とRS-422対応の「M-A552AR1」を用意する。両製品ともに、2019年夏にサンプルを出荷し、2020年春に量産を開始する。

 M-A552は、従来品「M-A352」の性能の高さはそのままに、産業分野で幅広く採用されている通信インタフェースCANとRS-422に対応した。また、独自のダイレクトデジタル変換技術を採用しており、0.5μG/√Hzと高精度のサーボ加速度計クラスの低ノイズ性能を持つ。

左=CAN対応加速度センサー「M-A552AC1」/右=RS-422対応加速度センサー「M-A552AR1」

1200Gの耐衝撃性とIP67相当の防水、防塵(じん)性能

 耐衝撃性は従来製品の4倍となる1200Gで、筐体の金属パッケージ化により、IP67相当の防水、防塵(じん)性能を備える。動作温度範囲は−30〜+70℃で、屋外などの厳しい環境下でも簡単に設置して計測できるので、システム開発期間を大幅に短縮する。

 耐久性と耐環境性に優れることから、長距離かつ安定性・信頼性の高さが求められる多様な産業アプリケーションへ適用できる。さらに、多ノード計測や同期計測のような複雑で高度な計測システムも容易に構築できる。

 近年、社会インフラの老朽化や維持管理費の増大などが社会問題となっており、センサーを使用して構造物の健全性を診断する「構造ヘルスモニタリング」技術のニーズが高まっている。M-A552は、ビルや橋、トンネルなどの構造ヘルスモニタリングをはじめ、地震観測や環境振動計測、産業機器の状態監視、海底探査用の無人機などに活用できる。

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