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» 2019年07月10日 09時00分 公開

TDK CUR 423x:高電流コアレス用TMRクローズドループセンサー

TDK-Micronasは、製品ポートフォリオに、高電流コアレスアプリケーション向けTMRクローズドループセンサー「CUR 423x」を追加した。磁界集束コア不要の小型モジュールで、ISO26262 ASIL-Bレベルの機能安全診断に対応し、自動車向けのAEC-Q100に準拠している。

[EDN Japan]

 TDKは2019年6月、子会社のTDK-Micronasの製品に、高電流コアレスアプリケーション向けTMR(トンネル磁気抵抗効果)クローズドループセンサー「CUR 423x」を追加した。1次導体と電気的に絶縁されたセンシング回路は、ハイブリッド自動車や電気自動車用高圧バッテリーのモニタリング、据え置き型蓄電池のマネジメントなどに適している。登録商標は「curSENS」で、サンプル出荷は、同年10〜12月の予定だ。

TMRクローズドループセンサー「CUR 423x」のイメージ

電気的に絶縁された電流計測を行う非接触型電流センサー

 CUR 423xは、クローズドループTMRを基に、絶縁された電流計測を行う非接触型電流センサーだ。1200Aを超えるハイパワーアプリケーションのDCとACの計測に適している。

 磁界集束コア不要の小型モジュール化に対応するため、フィードバックコイル、シャント抵抗、TMRセンサーブリッジなど、クローズドループ回路に必要な部品を、薄さ1mmの「TSSOP16 SMD」パッケージに統合した。オフセットとゲインのデジタル温度補正、ローパスフィルター、クランピングなどが、プログラミングツールで容易にプログラムできる。

 センサーは検出磁界範囲±7mTと±40mTの2種類が用意され、出力インタフェースはSENT(SAEJ2716 Rev.4)、SPI、13bit DACによるフルレシオメトリックアナログが選択可能だ。

 ISO26262 ASIL-Bレベルの機能安全診断に対応。自動車向けのAEC-Q100に準拠しており、自動車向け温度範囲であるジャンクション温度−40〜+170℃で動作する。

 使用温度範囲において1%未満の誤差にて、5kHzまでの信号バンド幅を持つアプリケーションに対して電流計測を行い、電源保護は最大18Vだ。

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