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» 2019年10月25日 09時00分 公開

NXP i.MX RT1170:エッジ先進機械学習に向けたマイコン

NXPセミコンダクターズは、ギガヘルツ級の高速性能を備えたマイクロコントローラー「i.MX RT1170」を発表した。最大1GHz駆動のArm Cortex-M7と最大400MHz駆動のARM Cortex-M4を使用したデュアルコアアーキテクチャなどを搭載している。

[EDN Japan]

 NXPセミコンダクターズは2019年10月、ギガヘルツ級の高速性能を備えたマイクロコントローラー(MCU)「i.MX RT1170」を発表した。産業、IoT(モノのインターネット)、車載品向けエッジコンピューティングの性能向上を支援する。

GHzマイクロコントローラー「i.MX RT1170」

最大1GHz駆動のArm Cortex-M7を搭載

 i.MX RT1170は、最大1GHz駆動のArm Cortex-M7と最大400MHz駆動のArm Cortex-M4を使用したデュアルコアアーキテクチャ、2Dベクターグラフィックスコア、2Dグラフィックアクセラレーター、同社の組み込みセキュリティ技術「EdgeLock 400A」などを搭載。Arm Cortex-M7向けに最大2MバイトのオンチップSRAMと、Arm Cortex-M4向けに256Kバイトの密結合メモリ(TCM)を統合している。

 28nm FD-SOI技術を使用し、動的、静的電力要件を低減している。また、オンチップメモリから実行しながら、12ナノ秒の割り込み応答時間と6468 CoreMarkスコア、2974のDMIPS(DMIPS:Dhrystone 100万命令/秒)を記録。デュアルコアシステムは独立した動作電力ドメインを備え、必要に応じてアプリケーションの並列動作か、個々のコアをオフすることで消費電力を低減できる。自然言語処理機能による顔認識などの先進機械学習(ML)アプリケーションを並列駆動し、人間のようなユーザーインタラクションも創出できる。

 搭載したArm Cortex-M7は、エッジコンピューティングアプリケーション向けに、ML(Machine Learning)向け性能、音声向けエッジ推論、視覚/ジェスチャー認識、自然言語理解、データ分析、デジタルシグナルプロセッシング(DSP)機能を強化。従来のMCUに比べ、顔認識推論時間を最大5倍高速化した。

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