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LTE Cat-M1対応のSPRESENSE用拡張ボードソニー CXD5602PWBLM1J

ソニーは、IoT向けのスマートセンシングプロセッサ搭載ボード「SPRESENSE」の新製品として、LTE拡張ボード「CXD5602PWBLM1J」を発表した。Altair Semiconductor製チップセット「ALT1250」を搭載し、IoT向け通信規格のLTE-Mに対応する。

» 2019年12月26日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 ソニーは2019年12月、IoT(モノのインターネット)向けのスマートセンシングプロセッサ搭載ボード「SPRESENSE(スプレッセンス)」の新製品として、LTE拡張ボード「CXD5602PWBLM1J」を発表した。同月20日に発売予定で、希望小売価格は7980円(税別)となる。

LTE拡張ボード「CXD5602PWBLM1J」

IoT向け通信規格のLTE-M(LTE Cat-M1)に対応

 Altair Semiconductor製チップセット「ALT1250」を搭載し、IoT向け通信規格のLTE-M(LTE Cat-M1)に対応。Band 1、8、18、19を使用でき、低通信コスト、低消費電力、広範な通信カバレッジを持つシステムやアプリケーションが開発可能になる。

 SPRESENSEのメインボード「CXD5602PWBMAIN1」と組み合わせると、各種センサーの情報やカメラの画像を取り込み、エッジAIが認識処理して圧縮したデータをLTE-M通信網で送信する。

 オーディオ入出力は、2チャンネルのアナログマイク入力または4チャンネルのデジタルマイク入力、ヘッドフォン出力に対応。デジタル入出力は、3.3Vと5VのデジタルIOを選択できる。他にインタフェースとして、ヘッドフォン端子、microSDカードスロット、GPIO、I2C、UARTなどを搭載する。

 サイズは45.0×50.0mmで、10〜40℃の温度範囲で動作する。ソフトウェア開発環境は、「Arduino IDE」「VSCode」などに対応している。

メインボード「CXD5602PWBMAIN1」に接続した場合

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