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移動量1.04mm、作動力5Nの車載用タクトスイッチアルプスアルパイン SKSUBBE010

アルプスアルパインは、小型ミドルストロークタイプの車載用タクトスイッチ「SKSUBBE010」を発表した。作動力は5N、移動量は1.04mm、サイズは5.3×5.4×4.34mm。2020年4月から月産200万個の予定で量産を開始する。

» 2020年03月13日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 アルプスアルパインは2020年2月、小型ミドルストロークタイプの車載用タクトスイッチ「SKSU」シリーズの新製品「SKSUBBE010」を発表した。同年4月から月産200万個の予定で量産を開始する。

車載用タクトスイッチ「SKSUBBE010」

操作の実感性を高めて誤操作を防止

 SKSUBBE010の作動力は5N、移動量は1.04mm。ミドルストロークタイプ製品の中では比較的長い移動量と、押し応えのある重作動が特徴だ。操作の実感性が高く、誤操作の防止につなげることができる。

 動作寿命は25万サイクル、最大定格は50mA 16VDC。外形サイズは5.3×5.4×4.34mmだ。プリストローク領域を設けることで、製品に対して振動が加わった際に部材同士の接触で発生する異音(ラトルノイズ)を防止している。防塵、防水性能はIP67相当だ。

 主な用途は、ステアリング、センターコンソールパネルなどの車載ユニット、カーオーディオ、ナビゲーションをはじめ、静音性を必要とするHMI(Human Machine Interface)など。既存の「SKTQ」シリーズと互換性があるので、メーカーは基板設計を変更しなくても、車種ブランドに合わせた操作フィーリングを選択できる。

車種ブランドに合わせて多様な操作フィーリングを選択可能

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