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制御盤内を省スペース化する高密度IOシステムフエニックス・コンタクト Axioline Smart Elements

フエニックス・コンタクトは、IOシステム「Axioline Smart Elements」の日本での販売を開始した。高密度に千鳥配列されたPush-in接続により、IOシステム全体の設置幅を約25%削減。制御盤内の省スペース化に貢献する。

» 2020年04月02日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 フエニックス・コンタクトは2020年3月、IOシステム「Axioline Smart Elements」の日本での販売を開始した。

 

「Axioline Smart Elements」(スマートエレメントとバックパネル)

 Axioline Smart Elementsは、プラグ式のスマートエレメントにIO機能を搭載。各種エレメントを組み合わせてバックプレーンのスロットに挿し込むことで、ブロック仕様のモジュール型IO機器「Axioline F」シリーズを拡張できる。

 同システムの信号線接続部には高密度に千鳥配列されたPush-in接続が用いられており、上下に2種類スマートエレメントを設置することで、15mm幅に最大32点のIO信号を接続できる。従来の汎用IOシステムと比較すると、IOシステム全体の設置幅を約25%削減できるため、制御盤内の省スペース化に貢献する。

14種類のスマートエレメント

 スマートエレメントは合計14種類あり、デジタル入出力、アナログ入出力、IO-Link、カウンター、エンコーダー、シリアル通信、安全入出力などから自由に組み合わせられる。バックプレーンモジュールは、4および6スロットタイプの2種類がある。

 また、EtherNet/IPやModbus TCP、EtherCAT、PROFINET、PROFIBUS、SERCOS IIIといった各種産業プロトコルにも対応している。

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