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» 2020年06月12日 09時00分 公開

NXP KW39、KW38、KW37:長距離通信に対応した車載、産業用途向けMCU

NXPセミコンダクターズは、マイクロコントローラーの「KW3x」シリーズに、車載および産業用途向けとなる「KW39」「KW38」「KW37」を追加した。Bluetooth 5.0ロングレンジ機能と拡張Bluetoothアドバタイジングチャンネルを搭載する。

[EDN Japan]

 NXPセミコンダクターズは2020年5月、マイクロコントローラーの「KW3x」シリーズに、車載および産業用途向けとなる「KW39」「KW38」「KW37」を追加した。7×7mmのウェッタブルフランク48HVQFNパッケージで供給を開始している。

「KW39」「KW38」「KW37」向けのFreedom開発キット

 KW39、KW38、KW37は、Bluetooth 5.0ロングレンジ機能と拡張Bluetoothアドバタイジングチャンネルを搭載。BLE(Bluetooth Low Energy)5.0とGeneric FSK無線を統合し、過酷な環境や長距離通信に対応する。

 LE-coded 125kビット/秒での受信感度は−105dBM、Generic FSKでは250kビット/秒で−101dBmを記録する。最大送信出力は+5dBm。「Arm Cortex-M0+」コアを搭載し、最大512KバイトのECC機能付きフラッシュメモリ、64KバイトのSRAMを備える。

最大8つの同時接続が可能

 革新的なデータストリームバッファーにより、プロセッサやDMA(Direct Memory Access)を動かしたまま、距離と角度の高精度測定ができる。また、マスターとスレーブの組み合わせを問わず、8つまでの同時接続に対応し、権限を持つ複数のユーザーやデバイスとセキュアな通信ができる。

 KW38は、FlexCANモジュールを統合してCAN FDプロトコルをサポート。自動車の車内ネットワークや産業用CAN通信ネットワークへのシームレスな統合を可能にする。

 3製品ともAEC-Q100グレード2や各種産業認証を取得しており、キーレスエントリー、センサー、ワイヤレスオンボード診断機能といった車載用途のほか、ビルの制御や監視、消防や安全、ヘルスケア、資産管理など広い産業分野での利用が見込まれる。

 なお、前世代品とハードウェア、ソフトウェア、ツールにおいて互換性があるため、容易に移行できる。

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