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光モジュール内蔵の光通信用コネクター日本航空電子工業 FO-BD7

日本航空電子工業は、5G基地局などの屋外設置機器向けに、熱の影響を抑えた光通信用コネクター「FO-BD7」を発売した。光モジュールをプラグコネクターに内蔵し、手元で容易に光モジュールを交換できる。

» 2020年09月17日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 日本航空電子工業は2020年9月、5G(第5世代移動通信)基地局などの屋外設置機器向けに、熱の影響を抑えた光通信用コネクター「FO-BD7」の販売を開始した。

光通信用コネクター「FO-BD7」

 これまで、光モジュールは基地局内部に実装されていたが、同製品はSFP+、SFP28などの光モジュールをプラグコネクターに内蔵している。また、同社の熱解析シミュレーションで熱伝導ルートを確保した設計により、光モジュールの放熱性を高めた。

手元で光モジュールの交換作業が可能

 光モジュールをプラグコネクターに内蔵するため、機器からプラグコネクターを取り外し、プラグ嵌合(かんごう)部とケーブル部に分解することで、容易に手元で光モジュールを交換できる。

 防水防塵(ぼうじん)規格の等級「IP67」に対応し、塩水噴霧1000時間の耐食性を有することから、基地局だけでなく、監視カメラなど屋外に設置されるさまざまな機器に適している。

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