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» 2020年11月30日 12時00分 公開

マイコンで実現!実践AIソリューション〜文字認識のAIプロジェクトを動作させるハイレベルマイコン講座【組み込みAI実践編】(3)(2/4 ページ)

[STマイクロエレクトロニクス,EDN Japan]

AIプロジェクトの実行

(1)ステップ1:「READY」と表示

 新しいプロジェクトを作る過程は、全てSTM32CubeIDEでの操作になる。

 まずは準備として、STM32CubeIDEの環境設定を行う。

  • STM32CubeIDEを開始
  • 32F746GDISCOVERY※4)を選択
  • 新規プロジェクトを入れておくPC上の場所を指定

 最初に、STM32Cube.AIの拡張パックを実装する。

1.X-CUBE-AIプラグインを開いて、プロジェクトに追加する。

 実際には、Packsウィンドウでチェックボックスにチェックを入れ、Application Templateを選択するとプロジェクトを作る際に自動的にプラグインされる(図2)

図2:STM32Cube.AIの拡張パックを実装。X-CUBE-AIプラグインをプロジェクトに追加

 次に、マイコンの周辺機能の設定を行う。

2.外部メモリアクセス機能のFMC(Flexible Memory Controller)を設定、有効化する(図3)

図3:周辺機能の設定。FMCの設定例

3.容量性マルチタッチパネル機能のアクセス用のI2C(Inter-Integrated Circuit)通信機能を設定、有効化する。

4.グラフィックス専用のDMA(Direct Memory Access)を設定、有効化する。

5.STM32F7シリーズのライブラリから32F746GDISCOVERY用のLCD用、SDRAM用などのソフトウェアをプロジェクト内にコピーして、リンクする。

 最後に、ユーザーコードを入れる。

6.液晶画面に「READY」と表示するユーザーコードで、表示文字の色や位置やフォントを指定する。

 ユーザーコードは、main.cの中の /* USER CODE BEGIN xxxx */〜/* USER CODE END xxxx */に追加する(図4)(ここでxxxxはPV , PFP , 0 , 1 , 2 , 3など)

図4:ユーザーコードの追加

7.ユーザーコードを入れ終わったらBuildして、マイコンのフラッシュメモリプログラムを書き込み、実行すれば液晶画面に「READY」が表示される(図5)

図5:ステップ1の実行結果

※4)STM32 Discovery開発ボード:32F746GDISCOVERYについて

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