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» 2016年03月10日 11時30分 公開

ブラシ付きモーターに置き換わりつつある:ブラシレスDCモーターの利点と課題解決例 (4/4)

[Adriano De Rosa(Micronas),EDN]
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まとめ

 BLDCモーター技術を利用する小型モーター駆動ソリューションの数は、エレクトロニクスのコスト低減とともに増えていくだろう。

 モーターの多様性と機能性は、インテリジェント駆動システムの間のネットワーキングを含めて、増強されていくだろう。さらに、一層の軽量化、小型化、高電力密度化および低コスト化に対する要求にも適合できなければならない。使用されるモーターは、小型、軽量であることが必要であり、分散化LINバスネットワークで使用される。

 ミニモーターの完全なプラットフォームがシングルチップソリューションを使用して開発可能であるため、デザインインの時間が減少できるだろう。異なるモータータイプや特性への適応化がソフトウェアを改変することにより実現できる。今日のブラシ付きDCモーターソリューションは、外部からは通常のモーターのように見え、その一方で内部的にはインテリジェントモーション制御を実現するに必要な利点を全て有するBLDCモーターシステムに1対1で置き換え可能だ。

 自己診断および機能安全性がますます重要な役割を担う。電子的手段による”組み込みインテリジェンス”をもつ駆動システムが、この診断機能を提供できる。例えば、モーターの特性は寿命期間中に変化する可能性がある。この影響を電子システムにより追跡、蓄積し、一定の範囲で調整することが可能だ。

 ソフトウェアを改変することにより多数の機能とアプリケーションへの対応が可能となる。顧客は、ただ1種類のコントローラーで構成されたアクチュエータの完全なプラットフォームが効率よく装備可能だ。少数のディスクリート部品と高集積品によって高度な小型化が可能になり、最新タイプのモーターの優位性と利点を持つ経済的なソリューションが得られる。ハードウェアとソフトウェアの高度な再利用性により顧客要求の変化にも迅速に対応可能だ。

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